「かりん」7月号-山花集⑤
今月号の「かりん」はきのう届きました。
評論は江國梓さんの「パンデミックの只中に短歌は」と題した
まさに今!の文章が掲載されています。
巻頭の「さくやこの花」(馬場あき子先生執筆)では
次のうたが取り上げられています。
三輪山に椿の磐座(いはくら)といふものありふと思ひまた梅雨深く忘る
馬場あき子 『青椿抄』 1997年4月刊
(「さくやこの花)はかりん(歌林の会)のHPでご覧になれます)
今月の馬場先生の作品7首にも椿が登場しています。
その7首から一首ご紹介いたします。
急のこと何一つなきわれの思ふ血縁絶えしふるさとの山
私の歌は今月号も山花集に掲載されていました。
(山花集は本欄の作品から編集委員のみなさまが選ぶ欄です)
前月と前々月も山花集に自分の名前をみつけ
嬉しかったのですが
今月もまさか同じところに載るとは思っていませんでした。
2018年から始まった山花集。
掲載されたのはまだ5度目です。
コロナ禍で
行かなければならないところ、行くべきところが休業となっていたのが
ぼちぼちと再開され
今週はそうした用事のうち、優先順位の高い2箇所に出かける予定でした。
それが、6日(月)からの大雨で
どちらもでかけるのを取りやめざるを得ませんでした。
(雨は今日もまだ降っています。
被害の大きかった地方にこれ以上降らないよう祈るばかりです)
そうした気の晴れないところに届いた「かりん」7月号。
思いがけなく3か月連続で山花集に掲載してくださり
励みになりました。
ありがとう存じます。