「短歌は武器になる」
- momosaran
- 2020年11月28日
- 読了時間: 2分
購読している新聞(朝日です)には土曜日に別刷りの「be」が付きます。
その大きな写真付きの1面は「フロントランナー」。
さまざまな分野で活躍しているかたへのインタビュー記事です。
1面の記事は3面にも続きます。
今週の「フロントランナー」は歌人の穂村弘さんでした。
記事のタイトルは
「短歌は生きるための武器になる」。
記事中に
「自分にしか詠めない歌を詠うこと。
それは、替えの利かない自分を生きることだ。
情けない自分が歌になり、
短歌が生きるための武器になる」
という文言があります。
今日の朝日新聞(西部本社版)は
「be」だけでなく
短歌に関することが、あそこにもここにも。
「朝日歌壇」の掲載日は明日なんですが
今日は、ます読んだ1面下段の「天声人語」に
高野公彦さんの公孫樹(いちょう)のうたが出てきました。
それから、地域版を読もうとバサッと開けたら
そこは生活面で、「ひととき」(読者の投稿欄)のタイトルが
「一番好きな短歌」。
その本文に登場するのが
与謝野晶子が「金色(こんじき)のちひさき鳥の・・・」と詠んだ銀杏のうたでした。
来月発行予定の「第33回<紙上>いいづか短歌サロン」のテーマも「銀杏のうた」です。
それから、読書面(25面)の「文庫この新刊!」の3冊には
[be」にインタビュー記事が載っている穂村弘さんの
『短歌ください 明日でイエスは2020才篇』(角川文庫)が入っています。
今週の同欄の執筆者は、歌人の山田航さん。
これだけでは終わりません。
その25面の下段の広告には
『ときめく心 中学生の相聞歌』(桔梗亜紀 水曜社)という本が。
思春期を迎えた中学生たちが、旬の素直な心を歌った折々の恋歌(相聞歌)88編、
とあります。
オールカラーですって。
「嘉麻のおくら短歌コンクール」で小中学生の作品の選考をつとめているので
興味があります。
こんなふうに、今日は朝刊のあちらこちらに短歌に関することが出ていて
ちょっと嬉しかったのでした。
明日は「朝日歌壇」の掲載日。
こちらも毎週欠かさず目を通しています。
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