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「短歌は武器になる」

購読している新聞(朝日です)には土曜日に別刷りの「be」が付きます。


その大きな写真付きの1面は「フロントランナー」。


さまざまな分野で活躍しているかたへのインタビュー記事です。


1面の記事は3面にも続きます。


今週の「フロントランナー」は歌人の穂村弘さんでした。


記事のタイトルは


「短歌は生きるための武器になる」。


記事中に


「自分にしか詠めない歌を詠うこと。


それは、替えの利かない自分を生きることだ。


情けない自分が歌になり、


短歌が生きるための武器になる」


という文言があります。


今日の朝日新聞(西部本社版)は


「be」だけでなく


短歌に関することが、あそこにもここにも。


「朝日歌壇」の掲載日は明日なんですが


今日は、ます読んだ1面下段の「天声人語」に


高野公彦さんの公孫樹(いちょう)のうたが出てきました。


それから、地域版を読もうとバサッと開けたら


そこは生活面で、「ひととき」(読者の投稿欄)のタイトルが


「一番好きな短歌」。


その本文に登場するのが


与謝野晶子が「金色(こんじき)のちひさき鳥の・・・」と詠んだ銀杏のうたでした。


来月発行予定の「第33回<紙上>いいづか短歌サロン」のテーマも「銀杏のうた」です。


それから、読書面(25面)の「文庫この新刊!」の3冊には


[be」にインタビュー記事が載っている穂村弘さんの


『短歌ください 明日でイエスは2020才篇』(角川文庫)が入っています。


今週の同欄の執筆者は、歌人の山田航さん。


これだけでは終わりません。


その25面の下段の広告には


『ときめく心 中学生の相聞歌』(桔梗亜紀  水曜社)という本が。


思春期を迎えた中学生たちが、旬の素直な心を歌った折々の恋歌(相聞歌)88編、


とあります。


オールカラーですって。


「嘉麻のおくら短歌コンクール」で小中学生の作品の選考をつとめているので


興味があります。


こんなふうに、今日は朝刊のあちらこちらに短歌に関することが出ていて


ちょっと嬉しかったのでした。


明日は「朝日歌壇」の掲載日。


こちらも毎週欠かさず目を通しています。








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