「韓国の文化」
- momosaran
- 2020年12月16日
- 読了時間: 2分
飯塚市内の小学校で4年生に韓国の文化について話をしてほしい―。
市役所を通じてそう依頼があったのは11月の初めでした。
ちょうど、コロナ禍のため誌上開催を続けているいいづか短歌サロンを
8か月ぶりに会場でおこなう準備をしていた時です。
その頃は県内の感染確認者数が一桁台を1か月以上保っていて
ここ筑豊地域にいたってはゼロが続いていましたので
今ならできるかなと思ってお引き受けしました。
学習支援ボランティアです。
4年生の授業時間にゲストティーチャーとしてお話をするのです。
それが結果的にはひと月後の実施となったので
私も準備に1か月をかけて臨みました。
私は日本で生まれ育ち、韓国には住んだことがないので
本国出身のかたのように韓国の日常生活(生活文化)にはくわしくありません。
なので、一世の両親と祖母のもとで触れてきた家庭での韓国や
自分がおとなになってから見につけたこと、
いま実際に私の暮らしの中にある韓国文化についてお話ししました。
予定では、それを衣・食・住に分けてお話しするつもりでしたが
1時限45分というのは思ったよりも短く
話したかったことをすべては伝えられなかったけれど
(ちなみに、新型コロナウイルス感染防止のため
4年生全員が集まったところで話すのではなく
1クラスずつ同じことを3回話してくださいというご要望があり、
そのようにいたしました)
子どもたちはどのクラスでも
関心をもって熱心に聴いてくれました。
より具体的に感じてもらいたいという気持ちで
伝統衣装のチマ・チョゴリをはじめ
子どもたちに見せるためのいくつもの品々を持っていったので
授業が終わると
はい、次のクラスということで
その品々を出したり、しまったりを繰り返したわけですが
そういう時にも子どもたちはその品々に興味津々でした。
たとえば、子ども用の伝統衣装。
チマ・チョゴリ(女の子用)や、パジ・チョゴリ(男の子用)などです。
それから、ノリゲ(チマにつける装飾品)も
男女問わず大人気でした。
三つ持っていったノリゲのうちひとつは
記念に4年生全体にプレゼントしてきました。
いま、4年生の教室の前の廊下に飾ってくださっているそうです(=^∸^=)
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