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衣服のうた

  • momosaran
  • 2017年2月17日
  • 読了時間: 1分

「嘉麻のおくら短歌同好会」での短歌講座は毎月1回、飯塚市内で行っています。

今月のテーマは「衣服」。

手袋などの小物も含めてさまざまな作品を集めて準備しましたが

今回は男性のシャツのうたを中心に解説、鑑賞しました。

その中で、1950-60年代に炭坑を詠んだ歌人、山本詞(やまもとつぐる)のうたも

こちらの講座では初めてご紹介しました。

    シャツのカラー忽ち汚るるわが肌より滲む炭塵の色に染まりながら

                                     『地底の原野』より

山本詞については、またくわしく書きたいと思っています。

男性のシャツのうた以外にも、中学生の制服を詠んだうたもご紹介しました。

希望を感じさせる、明るい一首です。

    制服は未来のサイズ入学のどの子もどの子も未来着ている

                                     俵 万智


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