top of page

第12回いいづか短歌サロン

  • momosaran
  • 2018年11月18日
  • 読了時間: 2分

街路樹の紅葉のグラデーションがきれいで、

まさに晩秋ですね。

今朝はそんな街路樹の間をクルマで走って

イイヅカコスモスコモンへ。

いいづか短歌サロンの日です。

今回のテーマは「音楽のうた・楽器のうた」。

音楽の秋ということで。

それにちなんで、

呈茶のお菓子は和菓子の「ぎおん太鼓」(=^∸^=)

よく知られている北九州のお菓子ですが

本日お出ししたのは、季節限定の栗餡。

パッケージもいつもと違う、そしてかわいいので

今回はパッケージのまま銘々皿にのせてお出ししました。

お茶はお菓子に合わせて日本のお煎茶。

ひねりがない?

おかわりとしてお出ししたのは

煎茶は煎茶でも、桃の香りのお煎茶ー🍑

講座後半には

源氏物語にちなんだ一口おかきとお抹茶を召しあがっていただきました。

お香は今回までは秋の趣で

松栄堂の印香「姫の香」のうち、「秋の夕べ」です。

「姫の香」には四季それぞれの香りがセットになっているんです。

そしてテーブルに飾った一輪挿しには小菊と、もう一種類。

しつらえで行く秋を惜しみました。

講座前半では秀歌七首を鑑賞しているのですが

そのうち四首を川口慈子さんの「世界はこの体一つ分」からご紹介しました。

川口さんはピアニストで、歌人です。

こちらの歌集は昨年出版されたもので、

このブログでも確か昨年9月に二度に分けて書きました。

秀歌鑑賞の半分以上を一冊の歌集から持ってきたのは今回が初めてです。

 音楽はらうらうとうねる氷上にころびし選手を置き去りにして

 森川多佳子

 ティンパニの中に入れられ巨きなる奏者の連打聞くごとき夜

 松村由利子

 たて笛に遠すぎる穴があつたでせう さういふ感じに何かがとほい

 木下こう

 年老いし象の歩みの重さもて鍵盤を弾くわれの指先

 川口慈子


最新記事

すべて表示
「かりん」12月号-どんな人間

今月の「かりん」は8日に届きました。 (8日といえば、私が寝込んでしまった日ですね・・・) 今月号では私は前月号作品鑑賞(1A欄)を執筆しました。 それから、例年「かりん」の12月号には年間展望が掲載されます。 今回は、「山花集」の年間展望(執筆:畑彩子さん)で...

 
 
 
第33回いいづか短歌サロン-銀杏のうた

今月(第33回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は10日付で発行しました。 先月、8か月ぶりに会場で開催した折に見学に来られたかたがいらしたのですが そのかたが今回、初めてご参加になりました。 嬉しいことです♪ ご参加人数も紙上開催の回ではこれまでで最も多くなりました。...

 
 
 
「現代短歌新聞」105号(12/5付)

月刊「現代短歌新聞」(現代短歌社 12月5日発行)に 「いいづか短歌サロン」に関する記事が掲載されました。 16面をほぼ一面使ってある「全国歌壇NEWS」。 こちらに、8カ月ぶりに会場での開催となった (この春からコロナ禍のため紙上開催に切り替えています)...

 
 
 

Comments


最新記事
アーカイブ

© 2016 by kotonohasha

当サイトの文章・画像などの無断転載を禁止いたします。

 

bottom of page