top of page

「かりん」3月号-カンガンスルレ

  • momosaran
  • 2019年3月4日
  • 読了時間: 2分

きのう「かりん」3月号が届きました。

馬場あき子先生の作品七首より一首ご紹介します。

 しんしんと海は無量の雪を呑み荒き息するこれより冬だ

✤✤

今年の「かりん」全国大会のお知らせが出ています。

昨年は四十周年記念歌会・式典・祝賀会が五月におこなわれましたが

今年の第四十回全国大会は夏の開催に戻ります。

<日時>

・1日目

   2019年7月27日(土) 13:00~17:00

   講演・・・坂井修一さん

   対談・・・馬場あき子先生ほか

   パネルディスカッション

   <テーマ:かりんの表現の現在・かりん集・若月集・山花集を読む>

・2日目

   2019年7月28日(日) 9:30~19:00

   歌会

   懇親会

<会場> 東京・中野サンプラザ

✤✤✤

「前月号作品(坂井欄)」(執筆:辻聡之さん)で

私の一首も取り上げてくださっています。

ありがとうございます。

 殺された理由は<ユダヤ人だから>いずれの恐ろし<誰でもよかった>と

 キム・英子・ヨンジャ  「かりん」2019年2月号

✤✤✤✤

今月号に掲載された私のうた七首より幾首か記します。

 チマの裾ひらめかせつつ女(おみな)らは踊る月夜のカンガンスルレ

 上着紐(オッコルム)風にたゆたい女らの願いを乗せるカンガンスルレ

 一年(ひととせ)のはじめの満月九十の母は故国を出て七十年

 疾く舞いてゆっくり舞いて円(まどか)なる軌跡一生(ひとよ)のカンガンスルレ


最新記事

すべて表示
「かりん」12月号-どんな人間

今月の「かりん」は8日に届きました。 (8日といえば、私が寝込んでしまった日ですね・・・) 今月号では私は前月号作品鑑賞(1A欄)を執筆しました。 それから、例年「かりん」の12月号には年間展望が掲載されます。 今回は、「山花集」の年間展望(執筆:畑彩子さん)で...

 
 
 
第33回いいづか短歌サロン-銀杏のうた

今月(第33回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は10日付で発行しました。 先月、8か月ぶりに会場で開催した折に見学に来られたかたがいらしたのですが そのかたが今回、初めてご参加になりました。 嬉しいことです♪ ご参加人数も紙上開催の回ではこれまでで最も多くなりました。...

 
 
 
ゲストティーチャー

きのう、飯塚市内の小学校で4年生にゲストティーチャーとしてお話をしてきました。 学習支援ボランティアです。 テーマは「韓国の文化」。 ちょうどひと月前にご依頼があり、 当時は県内の新型コロナウイルス感染確認者数は1か月ほど一桁台で 筑豊ではゼロが続いていましたので...

 
 
 

Comments


最新記事
アーカイブ

© 2016 by kotonohasha

当サイトの文章・画像などの無断転載を禁止いたします。

 

bottom of page