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「おかえりなさい」-「俳句界」連載・第17回


月刊「俳句界」5月号(文學の森)は明日発売です。

連載中のエッセイ「たまくしげ」の今月号のタイトルは

「おかえりなさい」。

24歳で初めて両親の祖国へ行った時のことと

母となってから子どもを連れて訪韓した折のことを書きました。

それぞれ、拙歌を一首と二首、入れています。

そのうちの最初の一首、

初めて父祖の地を踏んだ時のことを詠んだうたをご紹介いたします。

 ある者は夜に眠れずある者はウリマル習うと言いし旅の日

 第一歌集『サラン』より

「ウリマル」とは、直訳すると「私たちのことば」。

「母国語」という意味です。


 
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