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李華書芸会✿扇子展

  • momosaran
  • 2019年6月22日
  • 読了時間: 2分

李華書芸会は書家の李安子さんが主宰する教室です。

漢字・かなだけでなく

水墨画やハングルの書もお書きになっています。

(ちなみに、書芸とは韓国語で書道のことです)

こちらのブログでもご案内しましたが

今月18日から同書芸会のみなさんが初めての扇子展を開かれるとうかがって

拝見してまいりました。

展示されていたのは

すべて扇子に書かれた作品。

書を完成させたのちに扇子に仕上げるのではなく

扇子に直接書かれたのだそうです。

ハングルの作品では、

「春」や「言葉」という意味の一字や

韓国の有名な詩人、尹東柱(ユン・ドンジュ)の「序詞」の一節など。

筆ペンを用いた(漢字とかなの)作品では

こちらも尹東柱の「序詞」や山頭火の句、

李白の詩などとともに

和歌・短歌も多く揮毫されていました。

和歌では良寛。

短歌では石川啄木や若山牧水、土屋文明や上田三四二の作品とともに

光栄なことに私のうたも書いてくださっています。

白色にところどころ薄緑色のぼかしが入った扇子に書いてくださっているのは

次の一首です。

 初夏(はつなつ)の朝(あした)に雲をしたがえて三郡山は緑の光をはなつ

第二歌集『百年の祭祀(チェサ)』の第二部「三郡ブルー」に

収めたうたです。

会場では主宰の李安子さんの作品も四点ほど展示されています。

安子さんとも昨年の展覧会以来

久しぶりにお目にかかることができました。

「李華書芸会・扇子展」は明日23日(日)まで。

福岡市・天神のアクロス福岡2階・メッセージホワイエにて

開催されています。

(入場無料。10:00~18:00。最終日は16:00まで)


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