「高麗尺を使うように」:民団新聞リレーエッセイ
民団新聞のリレーエッセイ「時のかがみ」に執筆しています。
私が担当する9回目が、1月29日発行の紙面に掲載されました。
タイトルは「高麗尺を使うように」。
高麗尺は「こまじゃく」と呼びます。
古代の日本で使われていたものさしで、
韓半島から伝わったのでこう呼ぶそうです。
日本には他にも唐尺というものさしもあったそうですが
古墳の石室や、法隆寺の建立にはこの高麗尺を使って設計されたとのこと。
筑豊には幾つもの装飾古墳があって、
最も有名なものは桂川町王塚古墳でしょうか。
NHKの「歴史秘話ヒストリア」でも何度も取り上げられました。
加えて、宮若市の竹原古墳もダイナミックな奥室壁画が有名です。
国指定史跡になっている6世紀末の装飾古墳です。
今回のエッセイは、筑豊在住の地域史研究家・牛嶋英俊さんが
竹原古墳と高麗尺について書かれたことを入り口にしています。
私の高校時代の秘話(?)も綴っているんですよ。
桜田淳子のヒット曲「十七の夏」を口ずさみながら、
はたしてどんな17歳の夏休みを過ごしたのか。
「時のかがみ」は民団新聞のウェブサイトで公開されています。
よろしければご覧くださいね(=^∸^=)