top of page

「かりん」8月号-韓(から)の地に

  • momosaran
  • 2020年8月5日
  • 読了時間: 1分

きのうの飯塚の最高気温は35.2度。

今年最高を軽く更新して、今日も35度を上回りました。

そんな中、「かりん」8月号はおととい届きました。

まずは、馬場あき子先生の作品より一首ご紹介いたします。

 細い茎すういと伸びて鯛釣草コロナものともせずに鯛釣る

今月号では私は前月号作品鑑賞(1A)の執筆を担当しました。

うたは六首掲載されています。

幾首か記しますね。

 スペイン風邪流行りていたりわが父の韓(から)に生(あ)れたる百年前に

 亡き父の在らば百歳わが家(ウリチベ)の始まり百年前の韓の地

 麗水(ヨス)という美(は)しき名をもつ港より少年ひとり日本へ発ちき

 在日ということばから在りし日のちちはは祖父母がこちらを見てる

 亡き父の曾孫の生(あ)れぬ百年はまたここからを始まりてゆく

最新記事

すべて表示
「韓国の文化」

飯塚市内の小学校で4年生に韓国の文化について話をしてほしい―。 市役所を通じてそう依頼があったのは11月の初めでした。 ちょうど、コロナ禍のため誌上開催を続けているいいづか短歌サロンを 8か月ぶりに会場でおこなう準備をしていた時です。...

 
 
 
イベントなき秋-新しい場

クラスター・オーバーシュート新しく語彙に加わるイベントなき春 キム・英子・ヨンジャ このうたは、今年の「かりん」6月号に載ったうたです。 詠んだのは3月から4月初めの間ということになります。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため...

 
 
 
活躍、めざましい

短歌を詠む若い世代が増えていることは このブログでもご紹介しましたし、 朝日新聞に連載した短歌エッセイ「筑豊さんぽ道」にも書きました。 マスメディアでもたびたび取り上げられて NHK総合テレビや教育テレビ、 新聞でも全国紙や地方紙が伝えています。...

 
 
 

Comments


最新記事
アーカイブ

© 2016 by kotonohasha

当サイトの文章・画像などの無断転載を禁止いたします。

 

bottom of page