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「かりん」8月号-韓(から)の地に

きのうの飯塚の最高気温は35.2度。

今年最高を軽く更新して、今日も35度を上回りました。

そんな中、「かりん」8月号はおととい届きました。

まずは、馬場あき子先生の作品より一首ご紹介いたします。

 細い茎すういと伸びて鯛釣草コロナものともせずに鯛釣る

今月号では私は前月号作品鑑賞(1A)の執筆を担当しました。

うたは六首掲載されています。

幾首か記しますね。

 スペイン風邪流行りていたりわが父の韓(から)に生(あ)れたる百年前に

 亡き父の在らば百歳わが家(ウリチベ)の始まり百年前の韓の地

 麗水(ヨス)という美(は)しき名をもつ港より少年ひとり日本へ発ちき

 在日ということばから在りし日のちちはは祖父母がこちらを見てる

 亡き父の曾孫の生(あ)れぬ百年はまたここからを始まりてゆく

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