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第33回いいづか短歌サロン-銀杏のうた

今月(第33回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は10日付で発行しました。


先月、8か月ぶりに会場で開催した折に見学に来られたかたがいらしたのですが


そのかたが今回、初めてご参加になりました。


嬉しいことです♪


ご参加人数も紙上開催の回ではこれまでで最も多くなりました。


今年のいいづか短歌サロンは


サロンにご参加の石井信男さん直方市在住)の歌会始ご入選という


大きなニュースで始まり、


幸先のよいスタートだったのですが、


新型コロナウイルス感染拡大により、3月は休講。


4月から紙上開催に切り替えて続けてきました。


紙上開催では今までのようなお呈茶をはじめとしたおもてなしができないので


それが気がかりでしたが


始めてみたら


なんとこれまでの会場開催の時よりも


ご参加が多くなったのです。


これまでは参加なさりたくても


お仕事やご用事で来られなかったかたが


紙上開催なら他の予定に関わりなく参加できるようになったのです。


そして、今年最後の短歌サロン。


引き続き紙上開催ではありますが


こうして新しいかたがご参加くださったこと、


ほんとうに嬉しく思います❤



さて、今月のテーマは「銀杏のうた」。


みなさまの詠草のテーマは自由ですが


いちょうに関するうたが大半を占めました。


幼い頃、薬としてギンナンを口にしたことや


大相撲の関取が結う大銀杏という髪型のうたも。


今年は県内は銀杏の色づきが1週間ほど早かったそうです。


そのことと関係するかどうかはわかりませんが


今回の詠草は全体的に良いうたが多くて


それも嬉しかったことのひとつです。


新たなウイルス流行の第1波から第3波まで来た今年、


紙上開催とはなってもいいづか短歌サロンを続けられて


筑豊の短歌の小さな灯を消さずに済んだこと、


ご参加のみなさまのおかげです。


感謝の気持ちでいっぱいです。



では最後に、今回の秀歌鑑賞の中から一首ご紹介いたします。




風中に公孫樹ちるなり幸福な王子が金を手放すように


広坂早苗




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