「ひよっこ」の乙女寮、私たちの鳴滝寮
<2026年9月12日>
先月から朝ドラ「ひよっこ」(2017年)の再放送が始まりました。
9年前も楽しみに見ていたので、うれしい♪
今週はみね子たちが集団就職で上京。
向島電機の「乙女寮」での生活が始まりました。
時代設定は昭和40年。
「ひよっこ」のなかで乙女寮が描かれるところが一番楽しみです。
なぜかというと、
私が長崎での学生時代に過ごした「鳴滝寮」を彷彿とさせるから。
わが母校と鳴滝寮はシーボルトの鳴滝塾跡のある長崎市鳴滝町にありました。
(現在は、母校は長崎市郊外に移転して
4年制の長崎県立大学シーボルト校となっています)
鳴滝寮で過ごしたのは
みね子たちの乙女寮とは時代が違うのですが(もっと後の時代ですが)
鳴滝寮での生活は昭和30年代と同じだったんです…!
当直のときに、当直室でたまたま昭和30年代の当直日誌をみつけて
読んでみたら当時の私たちと同じ規則で
私たちが感じていたのと同じ要望が書かれていました。
木造2階建て、有刺鉄線で囲まれた鳴滝寮の生活とは、
たとえば…
・お部屋は4人部屋、または6人部屋 (「ひよっこ」では6人部屋)
・お部屋の暖房は火鉢! (乙女寮のお部屋にも小さな火鉢がある)
(ストーブがあるのは食堂と当直室と寮監室のみ!)
・電化製品は使用禁止!
・洗濯は手洗いする!
(洗濯室に2台ある洗濯機は脱水機能しか使用できず)
・朝と夜に共用部分のおそうじの時間がある。
・門限は22時 (「ひよっこ」の乙女寮と同じ)
・お部屋全体の消灯は23時。机の照明は24時に消える。
他にもいろいろありますが
特につらかったのは冬の寒さ。
6人部屋にひとつの火鉢は、21時になると火を落とす決まり。
電化製品を使えないのでドライヤーも使えず、濡れた髪のまま眠ることも。
なので鳴滝寮生のファッションは綿入れ半纏がお決まり!
そして懐炉を使っていました。
使い捨てカイロではなくて、ベンジンを使う、昔ながらの懐炉です。
使い捨てカイロはまだ世に出たばかりで高かったんです。
たしか、1個100円くらいでした。
世の中にはYMOのテクノポップや松田聖子ちゃんの歌が流れているときに
われらが鳴滝寮では火鉢に懐炉…!
そんな生活をしてました。
他にもいろいろ厳しい規則があったけれど
でも、各地から進学してきた友人たちとの鳴滝寮での2年間は
忘れられない、たいせつな思い出です🌸

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