朝井リョウさんの校正
<2026年9月11日>
今朝の「あさイチ」に作家の朝井リョウさんがご出演。
さまざまな興味深いお話をされていました。
そのなかでわたしにもっとも響いたのは
(-たぶん大半のかたとは違うところ-)
執筆した作品の推敲と校正・校閲のお話。
推敲や著者校正の際、どうやって赤ペン(修正)を書きこむか、
校閲のかたがどんなことを書きこまれるかを
動画をまじえてわかりやすく説明して
「こんなこと(漢数字とアルファベット数字の統一)も書き込んでくださるので
校閲さんはほんとうにありがたいです」
という旨のお話をなさっていました。
もともと、感じのよいかたという印象をもっていましたが
ここで朝井さんへの好感度が200%上がりました!
朝井リョウさんと私自身を同列に語るつもりは毛頭なく、
またそんなことはできもしないのですが
私も推敲や校正・校閲は仕事に深くかかわっていて
また、校正と校閲は受ける側とおこなう側、
両方の立場です。
受ける側としては、
書籍出版や雑誌への寄稿の折に出版社のかたから。
おこなう側としては、自らの原稿の著者校正のほか、
依頼を受けて自分以外の著者の歌集や合同歌集で
校正・校閲を担当した経験があります。
折しも、現在は
主宰するいいづか短歌サロンが秋に刊行するものの校正・校閲中です。
まがりなりにも両方の立場を経験して思うのは
校正・校閲というものがどういうものか
一般にはあまり知られていないということです。
(経験するかたが多くないから当然ではあるのですが)
なので、今回、朝井リョウさんのような人気作家のかたが
多くの視聴者をもつ番組で
推敲や校正・校閲のことをわかりやすく示してくださったのは
意義があることだなあと思います。
ちなみに、校正・校閲は推敲以上に集中力を要します。
なので、とても疲れます。
でも、私は仕事としての校正・校閲はきらいではありません。
むしろ、向いているかもしれないとも思います。

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