初めての…
<2026年8月31日> 体調を崩し、ようすをみていたのですが とうとう病院へ。 いろいろあった後、1週間の自宅療養に入りました。 (感染症ではありません) ところで、主宰しているいいづか短歌サロンは今年で10年目です。 毎月1回おこなっていますが これまで休講としたのは2度。 1度目は台風のため。 2度目はコロナ禍で初の緊急事態宣言(外出自粛要請)のため。 その後はコロナ禍でも紙上開催で続けました。 自分の都合(=講師の体調不良)で休講としたのは今回が初めてです。 (当サロンは前納制で、休講の場合の参加費は次回へ繰り越します) ご参加のかたがたに申し訳ないことでした。 これまでこのようなことにならないよう 細心の注意を払ってきたのに…。 今回のことで私なりに得た教訓がありますが、 それはまた次の機会に。 1週間の自宅での安静療養には区切りをつけたとはいえ、 まだ、そろそろ、ぼちぼちと動いています。
柳原白蓮歌集『踏絵』より
<2026年8月19日> 先月第100回を迎えたいいづか短歌サロンでは 先月と今月の2回にわたり、 地元ゆかりの歌人、柳原白蓮のうたがテーマです。 今年、いいづか短歌サロンは いくつかの新しい企画をおこなっていて、 地元ゆかりの歌人のうたを掘り下げて読むのもそのひとつです。 先月は白蓮さんの前半生のうた。 飯塚の伊藤家を出奔するまでの作品を 2冊の歌集と1冊の詩歌集に沿ってごお話ししました。 今日はそのなかから、第1歌集『踏絵』の作品を幾首かご紹介します。 われはここに神はいづくにましますや星のまたたき寂しき夜なり 天上の花の姿と思ひしはかりねのやどのまぼろしの華 ゆくにあらず帰るにあらず居るにあらで生けるかこの身死せるかこの身
包まれた
<2026年8月17日> ゆうべ、午後7時40分。 はがきを投函しようと外に出たら 虫の音に包まれた。 3日前も夜に郵便ポストまで歩いて行ったけれど そのときは聞こえなかった。
「かりん」8月号-「饅頭とそろばん」
<2026年8月8日> 今月号はきのう届きました。 編集や校正、発送に携わっておられるみなさま、ありがとう存じます。 まず、虫たちを詠まれた馬場あき子先生の作品より1首ご紹介します。 うす青い羽衣のやうな羽を摺りすーいつちょ夕べかや草にゐる 馬場あき子 拙歌は連作「饅頭とそろばん」が掲載されています。 その前半の幾首かを記します。 ストップウォッチ持って「始め」と声を張る珠算の先生の白いうわっぱり 饅頭屋のそろばん塾の先生はいつも株式市況を聴いてた キム・英子・ヨンジャ
米川千嘉子歌集『スナバコノキ』
<2026年8月3日> 今年の5月に刊行された米川千嘉子さんの最新歌集です。 ( 角川文化振興財団 2026年5月27日 2700円+税 ) 2022年から2025年秋までの459首が収められた第11歌集。 タイトルが印象的ですね。 あとがきによるとスナバコノキとは熱帯アメリカ原産の木で 樹皮は棘に覆われ、高さは50m以上にもなるそうです。 果実は大きくカボチャ型をしていて、 それが羽根ペンで文字を書いた後の インクを乾かす砂を入れる箱として使われたことに由来して スナバコノキという名前があるのだとか。 歌集のなかの「スナバコノキ」30首に次の1首があります。 樹の名前にのこれる人間(ひと)の生活の静かな色よスナバコノキよ こちらの1首のほかにも好きなうたがたくさん! 付箋をたくさんつけました! そのすべてはご紹介できないので、3首のみ記しますね。 避難してきた人のめぐりに光(て)る善意 入管が女の人を殺したのはなぜ その仕事またくわからぬ歳月に夫を誰より知る顔をして デコピンは走る没落期日本のオオタニといふ神に仕へて
