馬場あき子歌集『アスパラの芽立するころ』
6月4日
読了時間: 1分
<2026年6月4日>
馬場あき子先生の第28歌集(!)
全歌集刊行後、初の歌集です(!)
(角川文化振興財団 2026年3月25日発行 2,700円+税)
こちらの歌集が私の手元に届いたのは3月28日。
すぐにページを繰ると、巻頭からにおいたつようなうたの世界。
ぐんぐんとひきこまれます。
けれども、拝読し終えたのはそれからひと月以上先のこと。
なぜなら、うまく言えないのですが
ずっと読みかけでいたかったのです。
まだ読んでいないページがある。
それがうれしかった。
読み終えてしまうのがもったいない、そんな感じでした。
読了後は、すぐにもう一度読みました。
ご紹介したいうたがあまりにも多い。
なので、3首のみにとどめます。
すばらしい歌集を拝読できて幸せです。
秋のけはひ衿にしづかに来る夜半を亡き夫の声寝よといふなり
柔土(やはつち)の中にめざめし種子のごと眼ひらけば陽は高くにゐたり
ペコちやんが穿きさうな青い短パンが売れて夏くる若葉商店街

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