2020年のまとめ-コロナ禍
今年もブログ納めの日がやってまいりました。
今年は幸先の良いスタートだったのですが
なんといっても100年に1度といわれるパンデミックがね・・・。
ともあれ、今年のできごとを、短歌を中心に順を追って振り返ります。
✤私の主宰するいいづか短歌サロンの石井信男さんが歌会始にご入選。
皇居・松の間からの歌会始の儀の生中継を私までドキドキしながら観る。
1月の同サロンでは石井さんをお祝いし、当日のお話をうかがう。
✤「天神・梅花の宴~うたとアートのセッション」(福岡市・ギャラリー風)に短歌3首を出品。
✤2月下旬、新型コロナウイルスの感染が拡大。
これ以降の仕事(有償・無償・ボランティア)は文筆以外はすべて中止か無期延期に。
今年に入って新しいお仕事の話も複数いただいていたけれど、
それらも白紙になった。
3月のいいづか短歌サロンも休講とする。
イベントなき春。
でも、これは序章で、結果として私にとってはイベントなき1年となった。
✤外出自粛、緊急事態宣言。毎日少しずつ断捨離をしながら過ごす。
✤ステイホームで気分が滅入りがちになるのはよくないと、
当ブログで3月21日から「気分が明るくなったうた」というカテゴリーを設け
解説付きで全25首を紹介する。
✤朝日新聞と民団新聞に連載したエッセイがそれぞれ1月と4月に最終回を迎える。
✤「文芸福岡」第8号に短歌10首「アリラン峠」を寄稿。
✤いいづか短歌サロンを紙上開催に切り替えて4月より再開。
以前よりも多くのかたが参加してくださる。
✤8月に飯塚市社会教育委員の2年の任期が満了。
✤角川「短歌」11月号に短歌7首「降る髪」を寄稿。
✤「かりん」特集号(11月号)にエッセイを執筆。
「かりん」では今年も前月号作品鑑賞(1A欄)の執筆を担当。
✤飯塚市内の小学校でゲストティーチャーとして
「韓国の文化」をテーマにボランティア授業をおこなう。
✤「かりん」誌の「山花集」に5回掲載され、励まされる。
✤桂川短歌会より指導の依頼をいただく。
コロナ禍が来年はどうなるのかまったくわかりませんが
きのう届いた「かりん」1月号の馬場あき子先生の編集後記が
胸に深く残りました。
そこにはこう記されていました。
「先行きが見えないという、そんな時は自分の本命のことをするしかない。
しかし歌も出来ないし、より楽しい誘惑に乗ってしまう。
歌よみにとってはそれも悪くなさそうだ。
歌よみにとってはどんな寄り道にも歌はある。
場面がふえれば歌も太るはずだから。」
こうして再読すると、なんだか泣いてしまいそうです。
馬場先生、ありがとう存じます。
さて、今年もこのブログをご覧くださり、ありがとう存じます。
みなさまが来年もおすこやかに過ごされますように。
では、また来年。
たぶん、お正月早々にブログ始めとすると思いますー。
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