「洋画家 野見山暁治と飯塚展」
<2024年11月14日> 昨年亡くなった飯塚市出身の画家・野見山暁治さん。 アトリエ兼ご自宅のあった東京・練馬の練馬区立美術館では 「追悼・野見山暁治展」が開催されています。 そして故郷・飯塚では飯塚市歴史資料館において...
野見山暁治の絵は抽象か
<2024年11月9日> 画家の野見山暁治さんは現在の飯塚市出身。 文化勲章受章後に市内でおこなわれた講演会には 私もうかがいました。 昨年、102歳で永眠。 その一周忌にあたる本年、 アトリエ兼自宅のあった東京・練馬の練馬区立美術館では...
「女坑夫たち」
<2024年11月5日> 10月に飯塚市内でおこなわれた 井出川泰子さんの講演会にうかがいました。 井出川泰子さんは、かつて筑豊の炭坑で働いた 「女坑夫」の人々への聞き書きをまとめた『火を産んだ母たち』の著者です。 北九州市(旧・小倉市)のお生まれで、現在91歳。...
中濱裕子歌集『バッタのチャプリン』
<2024年10月30日> 「かりん」の中濱裕子さんの第1歌集が出版されました。 ( いりの舎 2024年10月17日発行 2,500円+税 ) 解説を米川千嘉子さんが書いておられます。 印象的なタイトルについてはあとがきに次の1節があります。...
物語を詠みこんだうた
<2024年10月28日> 今月のいいづか短歌サロン(第79回)は一昨日におこないました。 テーマは読書の秋にちなんで「物語を詠みこんだうた」。 昔話、小説などの題名や主人公または登場人物の名前を詠みこんだり、 その状況設定を下敷きにしたうたなどです。...
吉川宏志歌集『叡電のほとり』
<2024年10月24日> 短歌結社「塔」主宰の吉川宏志さんの第10歌集です。 正式なタイトルは『叡電のほとり・短歌日記2023』。 ( ふらんす堂 2024年7月29日発行 2,200円+税 ) ふらんす堂のウェブサイトに昨年1年間連載されたものが書籍化されました。...
「かりん」10月号-第45回全国大会
<2024 年10月18日> 11日に届いた今月号は 8月の全国大会の報告が掲載されています。 1日目の川野里子さんと米川千嘉子さんの対談 (質問者として川島結佳子さんと郡司和斗さんも登壇。 司会は大井学さん)。 そして馬場あき子先生へのインタビュー...
「源氏絵巻縁起」展
<2024年10月16日> 先日、地元飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸で開かれている 秋の企画展を観に行きました。 旧伊藤邸にはこれまで数えきれないほど足を運んでいますが コロナ禍のため2020年以降は訪れていませんでした。 なので、4~5年ぶりの訪問です。...
靴、くつ、靴
<2024年10月9日> 今日10月9日は韓国ではハングルの日です。 朝鮮王朝時代の1443年12月に 世宗が民族独自の文字を親制して 「訓民正音」(フンミンヂョンウム)と名づけたこと、 1446年9月にその解説書である『訓民正音』が成立したことが...
月詠の切手
<2024年10月5日> 10月最初の土曜日、いかがお過ごしでしょうか。 私はこれから最寄りの郵便局前へ投函に行きます。 今月、郵便料金が値上げになってから最初に出すのは 「かりん」12月号の歌稿です。 「かりん」の月詠は毎月10日必着の決まり。...