「かりん」9月号-かりん賞発表
<2026年9月7日> 今月号は4日に届きました。 編集や校正、配送などに携わっておられるかたがた、 ありがとう存じます。 9月号は毎年、かりん賞とかりん力作賞の発表号です。 第46回かりん賞は山口真知子さんと秋山聡子さん、 第28回かりん力作賞は西村礼子さんが受賞されました。 おめでとう存じます✨ かりん賞は結社内の新人賞という位置づけになるかと思います。 かりん力作賞は、かりん賞にくらべて歌歴を重ねたかたが対象になります。 今回 かりん賞を受賞された秋山聡子さんとは 「かりん」のオンライン歌会でごいっしょすることが多いので 受賞を知ってうれしく感じました。 秋山さん、あらためてお祝い申し上げます♪ 秋山さんの受賞作「おびただしき手」(30首)については 追ってご紹介しようと存じております。 今月号に掲載された私の作品は連作「英文科とそろばん」です。 また、前月号作品鑑賞(執筆:佐山加寿子さん)で 8月号の拙作「饅頭とそろばん」から 次の1首を取り上げてくださっています。 ありがとう存じます🌸 薬局にものたずねれば店長はスマートフォンでAIに
新刊歌集、続々と
<2026年9月6日> 先月中旬から新刊の歌集が続々と届いています。 特に、この10日ほどに5~6冊が手元に届きました。 心よりお礼申し上げます。 どちらかというと、 毎月拝受する新刊歌集は第1歌集が多いのですが この10日ほどに拝受した歌集はいずれも第1歌集ではなく 第2歌集、第6歌集、そして第17歌集(!)と、 歌歴を重ねてこられたかたがたの歌集です。 第2歌集上梓より今年で14年となるわが身を省みつつ ありがたく拝読しております。 先日の記事「初めての…」で述べたとおり、 先月に体調を崩してようやくぼちぼち動き始めたところなので その間の仕事もたまっており、 まだ少しずつしか拝読できていないのが申し訳ないことです。 (本日は、ほぼ毎年足を運ぶ筑紫歌壇賞贈賞式に参加の予定でしたが まだ養生が必要なようで、泣く泣く参加をあきらめました) この10日間に限ると、最初に拝受したのは伊藤一彦さんの『歌の小舟』。 (第17歌集!) 一読、まだ自宅療養中だったわが身にさわやかな一陣の風が吹いたような そんな気がしました。 本日の筑紫歌壇賞贈賞式(太宰府市
櫛
<2026年9月5日> きのう(9月4日)は櫛の日ということで インターネット上で文化財(工芸品)として 江戸時代の櫛が紹介されていました。 桜や亀甲文様などが施されていて、美しい。 わたくしの櫛は、韓国・釜山の「ウリセゲ」というお店でみつけたもの。 柘植の櫛に螺鈿の3頭の蝶が舞っているデザインです。 もう20年ほども前に購入しました。 韓国で蝶は古来、喜びや幸運をもたらすものとして絵画によく描かれ、 文様としても多く用いられてきました。 螺鈿細工も韓国の工芸品を代表するもののひとつ。 「ウリセゲ」は直訳すると「私(たち)の世界」。 韓国の伝統的なものを現代に生かした小物がすてきな雑貨店で 当時はソウルと釜山にあり、大好きなお店でした。 他にも小物をいくつか購入して 螺鈿の櫛とともに今も愛用しています。 (「ウリセゲ」は10年ほど前に閉店してしまったようで、残念) ところで、櫛といえば、思われるのはこのうたです。 ゆふぐれに櫛をひろへりゆふぐれの櫛はわたしにひろはれしのみ 永井陽子 『なよたけ拾遺』...
永井陽子の櫛のうた
<2026年9月4日> 今日は櫛の日だそうです。 わたくしが長い間使っている柘植の櫛は 韓国・釜山の「ウリセゲ」というお店で購入したもの。 螺鈿の蝶が3頭舞っているデザインです。 20年以上たった今も愛用しています。 韓国で蝶は古来、喜びや幸運をもたらすものとしてよく描かれ、 また、文様としても多く用いられてきました。 ところで、櫛ときくと思われるのは永井陽子のこの1首です。 ゆふぐれに櫛をひろへりゆふぐれの櫛はわたしにひろはれしのみ 永井陽子 『なよたけ拾遺』
星のうた、恋のうた
<2026年9月3日> 今年の嘉麻のおくら短歌コンクールのテーマは「星」(または自由)。 これは、嘉麻市ゆかりの山上憶良が詠んだ七夕のうたが 万葉集に12首以上あることにちなんでいます。 万葉の時代、七夕の日には貴族の邸宅などで宴が開かれました。 その場で参席者がうたを詠んで披露するのですね。 憶良さんも、たとえば、都では長屋王の邸宅、 大宰府では大伴旅人の邸宅の七夕の宴で詠んだうたが 万葉集に残っています。 ところで、万葉集に約80首ものうたが載る憶良さんですが 相聞(恋のうた)は1首もありません。 ただ、七夕のうたでは牽牛や織女になり代わって 相手をを恋い慕ううたを詠んでいるので ある意味ではレア(?)なうたといえるかもしれません(=^∸^=) そうしたうたのなかから 天平2年(730年)の七夕に 大宰帥・大伴旅人邸で詠んだうたをご紹介します☆彡 秋風の吹きにし日よりいつしかとわが待ち恋ひし君そ来ませる 山上憶良
第8回嘉麻のおくら短歌コンクール
<2026年9月1日> 山上憶良ゆかりの嘉麻市で開催される 嘉麻のおくら短歌コンクール。 (主催:嘉麻のおくら短歌同好会) 全国の小中学生が対象です。 地元筑豊を中心に、毎年1000首以上の短歌が寄せられます。 第8回を数える今年のテーマは「星」(または自由)。 応募締め切りは9月7日(月)です★ 私は今年も小学生部門の選考委員をつとめます。 子どもたちのどんなうたが読めるか、今から楽しみにしています。 11月の表彰式で子どもたちに会えるのも楽しみです♪
初めての…
<2026年8月31日> 体調を崩し、ようすをみていたのですが とうとう病院へ。 いろいろあった後、1週間の自宅療養に入りました。 (感染症ではありません) ところで、主宰しているいいづか短歌サロンは今年で10年目です。 毎月1回おこなっていますが これまで休講としたのは2度。 1度目は台風のため。 2度目はコロナ禍で初の緊急事態宣言(外出自粛要請)のため。 その後はコロナ禍でも紙上開催で続けました。 自分の都合(=講師の体調不良)で休講としたのは今回が初めてです。 (当サロンは前納制で、休講の場合の参加費は次回へ繰り越します) ご参加のかたがたに申し訳ないことでした。 これまでこのようなことにならないよう 細心の注意を払ってきたのに…。 今回のことで私なりに得た教訓がありますが、 それはまた次の機会に。 1週間の自宅での安静療養には区切りをつけたとはいえ、 まだ、そろそろ、ぼちぼちと動いています。
柳原白蓮歌集『踏絵』より
<2026年8月19日> 先月第100回を迎えたいいづか短歌サロンでは 先月と今月の2回にわたり、 地元ゆかりの歌人、柳原白蓮のうたがテーマです。 今年、いいづか短歌サロンは いくつかの新しい企画をおこなっていて、 地元ゆかりの歌人のうたを掘り下げて読むのもそのひとつです。 先月は白蓮さんの前半生のうた。 飯塚の伊藤家を出奔するまでの作品を 2冊の歌集と1冊の詩歌集に沿ってごお話ししました。 今日はそのなかから、第1歌集『踏絵』の作品を幾首かご紹介します。 われはここに神はいづくにましますや星のまたたき寂しき夜なり 天上の花の姿と思ひしはかりねのやどのまぼろしの華 ゆくにあらず帰るにあらず居るにあらで生けるかこの身死せるかこの身
包まれた
<2026年8月17日> ゆうべ、午後7時40分。 はがきを投函しようと外に出たら 虫の音に包まれた。 3日前も夜に郵便ポストまで歩いて行ったけれど そのときは聞こえなかった。
「かりん」8月号-「饅頭とそろばん」
<2026年8月8日> 今月号はきのう届きました。 編集や校正、発送に携わっておられるみなさま、ありがとう存じます。 まず、虫たちを詠まれた馬場あき子先生の作品より1首ご紹介します。 うす青い羽衣のやうな羽を摺りすーいつちょ夕べかや草にゐる 馬場あき子 拙歌は連作「饅頭とそろばん」が掲載されています。 その前半の幾首かを記します。 ストップウォッチ持って「始め」と声を張る珠算の先生の白いうわっぱり 饅頭屋のそろばん塾の先生はいつも株式市況を聴いてた キム・英子・ヨンジャ
