確定申告と原稿執筆
<2026年2月13日> 確定申告を済ませましたー🌷 以前は期限ギリギリに提出する年も多くて そうした年は1月から3月半ばまで ずっとそのことを気にしながら過ごすことになるので ここ何年かはできる限り早く済ませています。 今年もこれでスッキリ! 打ち上げ?としてシュークリーム(特別に2個!)買いました- (=^∸^=) 確定申告を済ませて頭の中をスッキリさせたところで さあ、次のミッションは原稿! 18日が締め切りです。 いま、下書き(手書きの)まで終えたところ。 ここからは 推敲しながらの入力→推敲→入力→推敲…を 繰り返すことになります。 苦しいけれど、もっともたいへんなのは下書きを書き終えること。 それはきのう終えられたので 韓国のことわざ「始まりは半分だ」 (=とりかかったら、もう半分済んだも同じ)を励みに 今日からは入力、始めます。 それにしても、プリンターが壊れたので 推敲に支障が出ないか心配! (推敲のときはそのつど印刷してじっくりながめるので)
「かりん」2月号-ボルドー色の靴
<2026年2月7日> 今月号はきのう届きました。 編集や校正、配送に携わっておられるみなさま、ありがとう存じます。 今月の歌集評で取り上げられているのは こちらのブログでもご紹介した 夏目たかし歌集『今日の回診』と平田キミ歌集『フランネル草』です。 はじめに馬場あき子先生の作品から1首をご紹介しますね。 アルタイ山脈を雲は一日をかけて過ぎまだ食べ足らず山羊と羊は 馬場あき子 わたしのうたは連作「深秋へ」の6首が掲載されています。 次のうたがその1首目です。 秋の服楽しめる時季あるらむかボルドー色の靴を購(もと)める キム・英子・ヨンジャ 前月号作品鑑賞では わたしの連作「銀の茶器」から取り上げてくださっています。 ありがとう存じます。 (本欄・坂井欄についての執筆者は鈴木加成太さん) 伯爵家にいかなる香りまといしか香水瓶の赤のきわだつ キム・英子・ヨンジャ 1月号の「銀の茶器」は韓国のラストプリンセス、
齋藤芳生歌集『牡丹と刺繍』
<2026年1月28日> 「かりん」の齋藤芳生さんの第4歌集です。 (現代短歌社 2025年12月26日発行 2,700円+税) 年が明けて早々 こころ高鳴る歌集を拝読することができました。 付箋をたくさんつけたそのなかでも特に 雪のうたと仕事(で関わるこどもたち)のうたにひかれました。 大好きなうたのなかから幾首かご紹介します。 (齋藤芳生さんは昨年は 『齋藤芳生歌集』(現代短歌文庫)とこちらの第4歌集、 2冊を上梓されています。 すごいです✨) 点灯夫とう生業ひとつゆらゆらと消滅したるのちの世を生く 手を挙げてよい質問をしたことをもう一度ほめてこの子を帰す つもる雪つもらない雪 手紙とはつもる雪なり抽斗に仕舞う 子に問えばああ新雪のあかるさに受験楽しかった、と答う うすあおき羽ふるわせて水を浴む小鳥一羽にひとつくる秋
馬のうた
<2026年1月24日> 今年初めてのいいづか短歌サロンは本日おこないました。 夜中の雪を心配しましたが 今日は朝から晴れ。 風が強くて冷たいけれど陽ざしが気持ちを明るくしてくれます。 会場には短歌サロンのお仲間が 白梅の一輪挿しをいけてくださいました。 (毎回季節のお花をしつらえてくれます。ありがたい) おかげで短歌サロンはひと足早く早春になったよう。 今週の初めには太宰府天満宮の飛梅も開花したそうですね。 おかげさまで、今年いいづか短歌サロンは第100回を迎えます。 何か記念になることができればいいなと思っています。 さて、本日のテーマは今年の干支にちなんで「馬のうた」。 人と馬との関わりをうたの上にみながら、 万葉集から現代短歌までご紹介しました。 わが生に伴走をするエクウスの夕べ車窓に赤き身を寄す *エクウス=ラテン語で「馬」 梅内美華子
「かりん」1月号-銀の茶器
<2026年1月21日> 本年最初の「かりん」は1月3日に届きました。 編集や校正、配送に携わっておられるみなさま、ありがとう存じます。 まず、馬場あき子先生の作品6首より1首をご紹介いたします。 夕ぐれの吾れは潮騒を聞くごとくゐるにがく寄せきて引く潮の音 馬場あき子 前月号作品鑑賞(坂井欄)では 佐山加寿子さんが拙歌を取り上げてくださっています。 ありがとう存じます。 励みになります。 今月号の私のうたは連作「銀の茶器」の7首が掲載されています。 そちらより幾首か記しますね。 その王朝滅ししのちに生(あ)れたるをなお王の娘 翁主(オンヂュ)となりぬ 銀製の対なる茶器の大きには菊花小(ち)さきに李花の咲きいて 夫となりし宗伯爵はわかくさの徳恵(トッケ)翁主を詩に詠みたりき キム・英子・ヨンジャ
「奥村晃作『天啓』を読む会」
<2026年1月20日> おとといオンラインで開催された 「奧村晃作『天啓』を読む会」に参加しました。 『天啓』は昨年に出版された奥村さんの第20歌集。 パネラーは斎藤齋藤さん、今井聡さん、谷川由里子さん。 そして司会は石川美南さん。 この会に参加できてほんとうによかったです。 多くの学びを得られました。 ありがとう存じます。 地に敷ける花びらどれも一回のただ一回の落下をせりき 奥村晃作 『天啓』
熊谷純歌集『あぢさゐの地図』
<2026年1月18日> 「かりん」の熊谷純さんの第2歌集が出版されました。 ( 飯塚書店 2026年1月15日 ) 解説を米川千嘉子さんが書いておられます。 熊谷純さん、ご上梓おめでとう存じます✨ 辞めたいといふわが意志はあざやかなスタッフ募集のポスターになる いつかまた降りだすだらう大きめの傘を開いたまんまで歩く みごもれるあなたのためにつややかなトマトを選ぶ真夏日の午後 我あてに父が手帳に遺したる「すまなかつた」の意味が知りたい ぬき打ちのテストのやうに降る雨を折りたたみ傘で正しくしのぐ 西瓜しか食べられなかつた君だつた夏もはるかになる小正月 曇天の街をゆつくり妻は行く白菜ほどの胎児とともに スプーンを渡せばずつと初秋の涼しき風をすくひて遊ぶ 「いらつしやいませ」とふ我に真四角の積み木をひとつ差し出して来る 保育所へ迎へにゆけば吾子はまづ弁当箱を開いて見せる 坂道を雨はどんどんくだりゆき「川ぢやねえー」と吾子ははしやげり 三歳の吾子の頭の中にある保育所までのあぢさゐの地図 八月の六日の帰りに吾子が言ふ「ひろしまがばあーんとなつたんぢやろ」.
石蕗のうた
<2026年1月16日> 冬枯れのさびしい景色のなか 道の端に咲いている石蕗(つわぶき)の花の明るさが ふっと心を照らしてくれます。 ゴクラクは角を曲がればあるのです石蕗の黄がこんなに照って 松村あや
『齋藤芳生歌集』(現代短歌文庫)
<2026年1月14日> 現代短歌文庫から『齋藤芳生歌集』が刊行されました。 ( 砂子屋書房 2025年10月29日 2,000円+税 ) 第1歌集『桃花水を待つ』と第2歌集『湖水の南』は全篇収録、 第3歌集『花の渦』は抄が掲載されています。 そのほか、エッセイもたっぷり載っているんです。 『桃下水を待つ』が未読だったので 現代短歌文庫により拝読できてうれしかったです。 続いて『湖水の南』も再読しました。 第1歌集から第3歌集につながる歌集名も美しいですよね。 (単行本の装幀もとても美しかった!) 『桃下水を待つ』より 摘花作業の始まる朝よ春なればふるさとは桃下水にふくるる 川よお前を見つめて立てば私の身体を満たしゆく桃下水 海岸の硝子に混じりてあるといういるかの骨の白きを探す 細長きものを見つければ振り回す子どもとはいつもひかる円心 薄衣のさやさやとしてアラビアの妻たちが我の恋を見ている この子の名は「神の忠実なる僕」長き睫毛をまたたかせいる 聖典を我は持たねば菊花茶をまるき茶碗にひらきゆくのみ 明け方は少し冷たく濃き霧に触れて指先より目覚めた
嘉穂劇場愛
<2026年1月8日> 本年初めてのブログです。 この1年もおすこやかでありますように。 さて、昨日と今日の2日間、飯塚市役所でおこなわれた 嘉穂劇場企画展に行ってきました。 飯塚市の嘉穂劇場は江戸時代の歌舞伎様式をもつ芝居小屋です。 開場は1931(昭和6)年。 人力による廻り舞台やせり、花道や桝席を備えています。 歌舞伎やお芝居のほかにも さまざまな公演がおこなわれていたんです。 歌謡ショーもよく開催されて数々の大スターが舞台に立ちました。 企画展ではその立て看板が展示されていて、 当時の雰囲気を伝えていました。 森進一、水前寺清子、五木ひろし、美空ひばり、三波春夫…。 子どものころ、こうした立て看板が 通りにずらりと並んでいたのを憶えています。 私もおとなになってから落語会や講演会などで足を運びました。 (現在は再オープンに向けて休館中) 実をいうと、私も1度舞台に立ったことがあります。 その折に楽屋も使わせていただいて。 貴重な経験でした。 楽屋棟は取り壊しが決まっているそうです。 企画展にうかがうと受付でパンフレットと缶バッジをくださっ
