残りわずか-黄砂のうた
私が第二歌集『百年の祭祀(チェサ)』を出版したのは2012年夏です。 早いもので6年半が過ぎたわけですが ありがたいことに 現在も購入希望のご連絡をいただきます。 このたびも5冊注文くださったかたがあって たったいま発送してきたところです。 在庫も残りわずかとなりました。...
博多連句会のご案内
ちょうど桜の季節に福岡で開かれている連句会に参加なさいませんか? 俳句結社「古志」主宰の大谷弘至さんは福岡出身でいらっしゃいます。 福岡在住の歌人・桜川冴子さん(福岡女学院大学准教授・「かりん」福岡支部長)と 東京在住の俳人・大谷さんが年に一度福岡で連句会を催されています。...
ブルーポピー
日本画家の堀文子さんが亡くなりました。 享年100歳。 新聞の訃報記事に 「自然、生命を生涯のテーマとしながら新境地を追い求め、 イタリアの古都アレッツオ郊外にアトリエを構えたり、 幻の花ブルーポピーをたずねてヒマラヤの高地に赴いたり。」 という一節があります。...
春の連句会
春におこなわれる連句会へのお誘いをいただきました* 連句とは 何人か(連衆といます)が 集まって(「座」ですね) とりまとめをするかた(宗匠と呼びます)のもとで 五七五の句と 七七の句を 詠み継いでゆくものです。 全体で何句詠むかによって 36句だと歌仙、 44句だと世吉、...
鳴滝寮とシーボルト
きのうの記事の続き。 母校である長崎県立女子短期大学(県短)が 4年制大学になって長崎市郊外へ移転するのにともない 鳴滝キャンパスでの最後の卒業式がおこなわれると知って 母校の建物がその後どうなるのかわからなかったので 子どもを連れて母校を訪れたのが1999年。...
県短に別れを
今日は旧正月。 韓国でも中国でも旧暦でお正月を祝います。 そのお正月を表す「春節」という中国のことばは 中国からの観光客増加にともなって日本でも有名になりました。 長崎の恒例イベント「長崎ランタンフェスティバル」が今日開幕しましたが、...
バレンタイン・パラダイス
10日後はバレンタインデーですね。 デパートのバレンタインチョコレート特設会場に5~6分寄ってみたら 幾つかのお店で すでに売り切れになっている商品がありました。 は、早い…! そのデパートの売り場は2月1日に設けられましたから ほんの数日で売り切れたことになります。...
「かりん」2月号-信じとる
今日、「かりん」2月号が届きました。 ✤ 「かりん」の一頁目には馬場あき子先生の「さくやこの花」が連載されています。 今月号で第97回を数えます。 馬場先生がこれまでのご自身の短歌を一首挙げて そのうたにまつわるお話を書いていらっしゃるエッセイです。...
熊凝(くまごり)を悼むうた
毎月一回、万葉集の勉強のために太宰府へ通っています。 しばらく前からはもっぱら山上憶良のうたを学んでいて 直近の回では、熊凝(くまごり)を悼むうた六首についてうかがいました。 (巻五-886~891) 太宰府政庁の官人、麻田陽春(あさだのやす)が...
集中力と好奇心
大伴旅人と山上憶良について書かれた本を読みました。 嘉摩三部作についてもくわしく、そしてかなりわかりやすく書かれていて たいへん興味深いものでした。 ただ、読み始めてからしばらくは 関心はあるのに 20分読んでは休み、 15分読んではまた、というぐあいで...
