5日目にあなたは
<2022年3月22日> 少し離れた町に住むあなたは 私のもとへ来るとき その町を発った翌日には私のうちに着きました。 遅くとも2~3日後には元気な顔を見せてくれました。 あなたの町から私のうちに続く道はいつも整っている。 そのことに安心していました。...
歌会の準備
<2022年3月19日> 明日のお昼から「かりん」オンライン統合歌会がおこなわれるので 今日の午後はその準備として 「かりん」3月号を再読しました。 参加するメンバーがほぼ固定している支部歌会とは違って 「かりん」全体の歌会はどなたが参加なさるかは当日までわかりません。...
3月の読点
<2022年3月17日> コロナ禍。心が痛くなる世界情勢。 その上にきのう深夜の東北・関東地方での震度6強の地震。 地震は今朝のニュースで知りました。 仙台や首都圏の友人と「かりん」のかたがたのことが案じられます。 そんな中、少しだけ明るいニュースは...
久山倫代歌集『舟を呼ぶ』
<2022年3月15日> 「かりん」の久山倫代さんの第4歌集が出版されました。 (本阿弥書店 2022年3月1日発行 2,700円+税) 初めて手にした時、 まず歌集のタイトルにひかれました。 久山さんが「かりん」誌に発表された作品の中に 船を詠みこんだ1首があって...
大きな一日と小さな一生
<2022年3月13日> 1990年代後半に田部井淳子さんの講演を聴く機会がありました。 田部井さんといえば、女性として世界で初めてエベレスト登頂と 世界七大陸最高峰への登頂を成し遂げた登山家です。 女性として仕事をしていく上で、 そして人生を切り開いていく上で...
ご命日に何を贈りますか
<2022年3月11日> コロナ禍も3年目。 親しいかたや知り合いが亡くなってもご葬儀に参列しにくい状況が続いています。 初盆や祥月命日も お参りに行きたい気持ちはあっても 直接訪問するのははばかられる・・・。 いたしかたなく、そしてさびしいことです。...
「水城」第281号
<2022年3月9日> きのう、「水城」(コスモス短歌会福岡支部会報)の最新号が届きました。 (発行 令和4年3月10日付) 「コスモス」福岡支部のみなさん、ありがとう存じます。 会員のかたがたの短歌作品だけでなく 歌評、そして北原白秋・宮柊二研究と...
「かりん」3月号-ベルベット
<2022年3月7日> 今月号はきのう届きました。 早くも今年の全国大会についての連絡が載っています。 紙上歌会と講演の2本立てであるところは昨年と同じですが 講演・パネルディスカッションのほうは 昨年が当初からオンラインでの開催として案内されたのに対して...
紺のチョゴリ
<2022年3月6日> 母は2019年に亡くなりました。 その半年後からコロナ禍の世の中となって 身内の者とも顔を合わせることが難しくなったなか、 昨年の秋、感染状況が落ち着いていた時期に 姉が母の形見を持ってきてくれました。...
歌集『無限花序』(馬場あき子全歌集)
<2022年3月5日> 馬場あき子先生の第3歌集『無限花序』(1969年)を 『馬場あき子全歌集』(角川書店 2021年)で拝読しました。 同全歌集の『無限花序』解題で坂井修一さんは 「作品世界を文化史・思想史的な世界に広げ、...