現代短歌への疑念-『うたと日本人』
<2022年6月18日> 谷川健一の『うたと日本人』(講談社現代新書)を読みました。 奥付を見ると、刊行は2000年。 書店で購入した時はほんの少ししか読まないまま ずっと取っておいたようです。 20年以上もそのままにするなんて!...
折句への返歌
<2022年6月11日> 先月5周年を迎えたいいづか短歌サロン。 その記念企画として 先月ご参加のかたおひとりおひとりに そのかたのお名前を詠みこんだ折句をプレゼントしたことは 5月28日のブログに書きました。 そのかたやそのかたの短歌の印象を詠んだうたは...
「かりん」6月号ーごめんなさい
<2022年6月8日> 今月号は4日に届きました。 現在の世界情勢を反映して 「ウクライナ」の5文字が全150頁の誌面にあふれています。 今月号の掲載作品から3首ご紹介します。 文楽の爺のかしらに花が散るにがい笑ひに似合ふさくらは 馬場あき子...
【放送】永田和宏・河野裕子夫妻の青春のドラマ
<2022年6月6日> 少し前、歌人・永田和宏さんを追ったドキュメンタリー 「ほんたうに俺でよかつたのか」がNHKで放送されて このブログにも感想を書きました。 これは、永田さんの妻である歌人の河野裕子さんとの 青春の日々について 河野さんの逝去後にみつかった日記をもとに...
歌集は宝
<2022年6月3日> 私はPM2.5や黄砂で体調不良になってしまうので 気をつけているのですが ここ九州北部では他の地域よりもそれらの飛来が多く(たぶん) 黄砂も春先だけとはかぎりません。 黄砂を気にせずにいられるのは 太平洋高気圧が張り出す夏の間と雨の日ですね。...
【イベント】現代歌人集会春季大会in神戸
<2022年6月1日> 私も会員である現代歌人集会。 例年、春季大会(7月頃)と秋季大会(12月頃)が開かれます。 コロナ禍になってからは中止が続きましたが 今年の春季大会は神戸での開催が予定されています。 講演・パネルディスカッションの前には...
遊園地のうた
<2022年5月29日> きのうのブログに書いたように おかげさまでいいづか短歌サロンは 今月(紙上開催中)で5周年を迎えました。 毎回その月の末日が発行予定です。 今月は24日に投函して、 ご参加のみなさまの手元にはすでに届いたようです。...
折句の贈りもの
<2022年5月28日> 主宰している「いいづか短歌サロン」は おかげさまで今月5周年を迎えました。 5月に第50回で5周年! GO!GO!GO!です(=^∸^=) 勢いのある語呂合わせにも力をもらって 感染状況が落ち着いていれば この5月には会場で記念イベントを、と...
現代歌人集会賞
<2022年5月26日> 拙歌集(第2歌集)『百年の祭祀(チェサ)』が 現代歌人集会賞の候補作となるというご縁をいただいて 同会の会員になってからもう10年になります。 10年前の12月、京都での同会秋季大会に参加しました。 懇親会が終わってからホテルに戻る時...
【イベント】第19回筑紫歌壇賞・記念シンポジウム
<2022年5月21日> 筑紫歌壇賞は60歳以上の作者の第1歌集が対象です。 同賞の贈賞委員会事務局より 今年の贈賞式のご案内が届きました。 昨年と一昨年はコロナ禍のため 従来のかたちでの贈賞式は中止になりました。 今年は定員を50名にしぼるなどして...