「かりん」3月号-ベルベット
<2022年3月7日> 今月号はきのう届きました。 早くも今年の全国大会についての連絡が載っています。 紙上歌会と講演の2本立てであるところは昨年と同じですが 講演・パネルディスカッションのほうは 昨年が当初からオンラインでの開催として案内されたのに対して...
紺のチョゴリ
<2022年3月6日> 母は2019年に亡くなりました。 その半年後からコロナ禍の世の中となって 身内の者とも顔を合わせることが難しくなったなか、 昨年の秋、感染状況が落ち着いていた時期に 姉が母の形見を持ってきてくれました。...
歌集『無限花序』(馬場あき子全歌集)
<2022年3月5日> 馬場あき子先生の第3歌集『無限花序』(1969年)を 『馬場あき子全歌集』(角川書店 2021年)で拝読しました。 同全歌集の『無限花序』解題で坂井修一さんは 「作品世界を文化史・思想史的な世界に広げ、...
【ご案内】第48回いいづか短歌サロン
<2022年3月4日> いいづか短歌サロンはコロナ禍のため紙上開催中です。 今月の紙上短歌サロン(3月末日発行予定・詠草締切3月15日)の 秀歌鑑賞で取り上げるテーマは 「店名が入ったうた」です。 月々のテーマは季節にちなんだものや折々のトピックスに合わせることが多いのです...
「戦後のヤマに生まれた『大峰俳句』の十年」
<2022年3月3日> 私の住む福岡県飯塚市には近畿大学産業理工学部があります。 「かやのもり」は同学部の研究報告誌です。 (タイトルは学部所在地(飯塚市柏の森)からつけられたものでしょう) 筑豊地域研究会は郷土・筑豊に関する研究や調査をおこなう有志の集まりで...
【放送日決定】「白秋転生奇譚」
<2022年3月2日> 1月15日にこのブログでもご紹介した、 NHK福岡放送局のオリジナル朗読劇「白秋転生奇譚」。 晩年の北原白秋が大学の同窓だった若山牧水とともに 現代に転生。 1人の女子大学生を通じて ことばの大切さを再発見していくというストーリーだとのこと。...
「ほんたうに俺でよかつたのか」
<2022年2月26日> きのうNHK・BS1で「ほんたうに俺でよかつたのか」というドキュメンタリーが放送されました。 歌人の河野裕子さんが2010年に64歳で亡くなったあと、 実家の押し入れから結婚前の6年間の日記が出てきたそうです。 夫で同じく歌人の永田和宏さんは...
トン族
<2021年2月25日> 中国の少数民族、トン族は独自の文字を持たず、 2000年以上にわたって民族の歴史や文化などを歌によって伝えてきました。 トン族大歌は世界遺産になっているそうです。 彼らのドキュメンタリーを見て思ったのは、万葉の時代のこと。...
【イベント】第22回いいづか雛のまつり-柳原白蓮と白秋と江口章子
<2022年2月23日> おとといのブログでは10年前のいいづか雛(ひいな)のまつりで 特別イベントとして曲水の宴が催されたことをご紹介しました。 本日は今年のいいづか雛のまつりのご案内です。 昨年はコロナ禍の影響を受けて行事としては中止のかたちとなった雛のまつり。...
曲水の宴、飯塚市でも
<2022年2月21日> 曲水の宴といえば、 水の流れに盃を浮かべ、 その盃が自分の前を通り過ぎる前に詩歌を詠むという風雅な行事です。 『日本書紀』にも記述のある古来のものですね。 福岡県内では太宰府天満宮の曲水の庭において毎年3月におこなわれます。...