「かりん」2月号-言い初めたりき
「かりん」2月号は3日に届きました。 巻頭に一頁で掲載される「さくやこの花」は、第109回。 馬場あき子先生が毎号自作短歌一首について執筆なさっています。 今回取り上げられたのは次の一首です。 夜蟬一つじじつと鳴いて落ちゆきし奈落の深さわが庭にあり 『飛種』(1996年)...
祝✨第71回読売文学賞
「かりん」の川野里子さんが歌集『歓待』により 第71回読売文学賞(詩歌俳句賞)を受賞なさいました。 おめでとう存じます✨ このニュースは2月1日付の新聞に載ったのですが、 それを読んだのは今日。 2月1日(土)から3日(日)は、3日間続けて博多や太宰府へでかけて、...
祝✨第20回現代短歌新人賞
「かりん」の川島結佳子さんの第一歌集『感傷ストーブ』が 第20回現代短歌新人賞を受賞しました。 おめでとうございます✿ 『感傷ストーブ』については 出版後まもなく、このブログでご紹介しました。 「『感傷ストーブ』はおもしろい」と書いたのですが...
「天神・梅花の宴」始まりました🔔
今日、福岡市・天神は新天町の「ギャラリー風」で 「天神・梅花の宴~うたとアートのセッション~」が始まりました。 「令和」と梅の時季にちなんで 「梅」をテーマとした 短歌・俳句・現代詩(17名)と 絵画・書・陶芸などのアート(17名)とのコラボレーション展です。...
「高麗尺を使うように」:民団新聞リレーエッセイ
民団新聞のリレーエッセイ「時のかがみ」に執筆しています。 私が担当する9回目が、1月29日発行の紙面に掲載されました。 タイトルは「高麗尺を使うように」。 高麗尺は「こまじゃく」と呼びます。 古代の日本で使われていたものさしで、 韓半島から伝わったのでこう呼ぶそうです。...
「歌会始初入選 お声がけ感慨」
今朝の朝日新聞・筑豊版に、 「いいづか短歌サロン」に参加なさっている石井信男さんの記事が載りました。 タイトルは 「歌会始初入選 お声がけ感慨」 「『土星の環』 両陛下も思い出」。 これまで、このブログでも書いてきたように、...
2月のテーマは「梅」
次回の「いいづか短歌サロン」は2月22日におこないます。 テーマは「梅のうた」。 今月の短歌サロン(1/25)の終了時に 次回のテーマはバレンタインデイにちなんで 「お菓子のうた(おやつのうた)」にしようかなとお話ししたのですが 「梅」に決めたのは...
短歌を通じ地域づくりを:朝日新聞「筑豊さんぽ道」最終回
昨年11月から執筆してきた朝日新聞・筑豊版の「筑豊さんぽ道」。 本日、第8回が掲載されました。 この回が最終回です。 見出しは 「うたの心 この地に脈々と」「短歌を通じ地域づくりを」。 短歌のもつさまざまな力と、 これから筑豊でおこないたいことを綴っています。...
望遠鏡-石井さんの歌会始ご入選歌
今月16日に皇居・松の間でおこなわれた、令和初の歌会始に いいづか短歌サロンの石井信男さん(直方市在住)が入選なさったことは 昨日のブログにも書きました。 今日は、そのご入選歌を改めてご紹介して 私の鑑賞も述べたいと存じます。 今回の歌会始のお題は「望」でした。...
歌会始のお話✨第24回いいづか短歌サロン
今年初めての「いいづか短歌サロン」は昨日おこないました。 テーマは、新年にちなんで「千のうた・百のうた」。 千はおめでたいイメージをもっていますね。 「鶴は千年、亀は万年」などと申します。 また、人生100年時代といわれる中で...