「かりん」6月号-白きリボン
今日、「かりん」6月号が届きました。 私のうたは七首載っています。 そのうち五首は白いリボンについての連作といえるものなので そちらをご紹介しますね。 髪に白きリボンのおみなをみかければ席譲るとう故国の地下鉄 すやすやとリボンは白く揺れながら亡き人を胸に立たせるおみな...
白蓮さん、遠賀川を詠む
今月の「いいづか短歌サロン」のテーマは「川(河)のうた」です。 〈日時〉2019年6月29日(土) 10:00~11:40 〈場所〉イイヅカコスモスコモン 2階 和室 〈詠草〉テーマは自由です。6月22日までに一首お送りください。 ✤詠草を提出しなくても参加できます。...
現代歌人集会会報50号
現代歌人集会へは 私の歌集『百年の祭祀(チェサ)』(2012年)を その年の現代歌人集会賞の候補作としてくださったことを機に入会しました。 このたびの会報(50号)は「特集・前川佐美雄と塚本邦雄」。 6月23日(日)に鳥取市にておこなわれる春季大会は...
松村由利子歌集『光のアラベスク』
「かりん」の松村由利子さんの第5歌集が上梓されました。 (2019年5月1日 砂子屋書房 2,800円+税) 福岡出身の松村さんは現在沖縄県に住んでいらっしゃいます。 「かりん」誌では毎月松村さんの作品を拝読していますが 印象に残ったうたのひとつが次の一首です。...
ハングルの書芸
ハングルの書って、ご覧になったことがありますか? 書道は、韓国では書芸といいます。 漢字の書(書道)はもちろんのこと、 ハングルの書もあります。 李華書芸会は主宰の李安子(イ・アンジャ)さんのもとで 受講生のかたがたがハングルや漢字の書、水墨画などを学んでおられます。...
林檎忌
きのう、「かりん」の高尾文子さんの次のうたをノートに書き写しました。 白桜忌 桜桃忌 林檎忌 うつくしい忌日ののちに来る原爆忌 白桜忌は与謝野晶子の忌日。 「晶子忌」とも言い、晩年の晶子が白いソメイヨシノの花を好んだことや 最後の歌集『白櫻集』にちなんで名づけられました。...
「百年の祭祀(チェサ)」:「俳句界」連載第18回
「俳句界」(文學の森)に連載中のエッセイ「たまくしげ」。 現在発売中の6月号には「百年の祭祀(チェサ)」と題して書きました。 これは私の第二歌集(2012年)と同じタイトルですが エッセイの中で取り上げている拙歌四首は 歌集ではなく、...
2周年記念✤ランチサロン
いいづか短歌サロンは今月二周年を迎えることができました。 これまでご参加くださったかたがたに心より感謝しております。 ありがとうございます。 2017年5月の第1回はテーマが「青葉若葉のうた」でした。 当初は2ヵ月に1回開催していて 短歌初心のかたのご希望を受けて...
「憶良の吹かれた風に」:民団新聞リレーエッセイ
「民団新聞」のリレーエッセイ「時のかがみ」(5/22付)を執筆しました。 タイトルは「憶良の吹かれた風に」です。 「嘉麻のおくら短歌コンクール」(主催:嘉麻のおくら短歌同好会)や 憶良の歌碑が多く建つ嘉麻市のことから始まって、 山上憶良について書きました。...
2019福岡女学院短歌コンクール
今年で第6回を迎える福岡女学院コンクールの募集が始まっています。 今回より、海外からも応募できるようになったそうです! その概要をお知らせしますね。 伊藤一彦さん、俵万智さん、桜川冴子さんは 昨年に続き今年も選考委員をつとめられます! テーマ :「今をうたう」...