本屋敏郎歌集『神話街道』
<2023年4月18日> 「かりん」の本屋敏郎さんの第一歌集が出版されました。 (2023年3月1日 短歌研究社 2,500円+税) 解説は坂井修一さんが書いておられます。 本屋さんのふるさとは鹿児島。 宮崎県延岡市で15年を過ごされたそうです。...
黄金の茶室 in 佐賀
<2023年4月13日> 豊臣秀吉が作らせたという黄金の茶室。 京都御所での茶会でお披露目され、 秀吉本人が時の天皇に茶を点てたといいます。 秀吉に仕えた利休の詫びさびとは対極にあるような 金箔と絹織物や毛織物でできた茶室は組み立て式で...
有川知津子歌集『ボトルシップ』
,<2023年4月9日> 「コスモス」の有川知津子さんが第1歌集を上梓されました。 ( 本阿弥書店 2023年3月31日 2,600円+税 ) 小島ゆかりさんの帯文にあるように 有川さんの故郷は長崎県の五島です。 歌集名については、集中に次の1首があります。...
「文芸福岡」第10号
<2023年4月7日> 「文芸福岡」は福岡文化連盟が発行する文芸誌です。 この3月に発行された最新号が届きました。 文芸部門の会員の短歌・俳句・現代詩・エッセイ・小説などが掲載されています。 それだけでなく、 美術部門の会員の油彩画や写真、書などの作品もあって...
対面ならではの趣向で
<2023年4月5日> 今月のいいづか短歌サロンは会場での開催を予定しています。 (新型コロナウイルスの感染状況が悪化したり、 講師である私に発熱や風邪の症状が出た場合は紙上開催とする 二段構えですー) 会場開催は昨年11月以来だから、5か月ぶりです。...
たんぽぽのうた
<2023年4月1日> 3月のいいづか短歌サロン(紙上開催)は3月31日付で発行しました。 今回でちょうど第60回! 24日に投函したので、ご参加のみなさまには届いているかと思います。 今回の秀歌鑑賞のテーマは「たんぽぽのうた」。 たんぽぽ、わりとよくうたに詠まれますよね。...
「いであむ」創刊号
<2023年3月30日> 「いであむ」は本年1月に創刊されました。 「かりん」の古河惺さんと霧島茉莉さんによる短歌同人誌です。 現在は主に若い世代を中心に、 結社に所属しているしていないに関わらず同人誌発行が多くなった印象です。 結社に所属している場合でも...
作家になるには
<2023年3月26日> 今朝、ニュース番組の特集の中で作家の五木寛之さんが 12歳からの質問に答えていました。 質問は ”将来作家になりたいと思っています。どのような努力が必要だと思いますか” というものです。 これに対して五木寛之さんはこう答えました。...
「短歌のサブカル化」
<2023年3月21日> おととい(19日)の朝日新聞に山田航さんの短歌時評が載りました。 タイトルは「肯定からの逃走」。 山田さんは「令和の短歌ブーム」について書評家の三宅香帆さんが 「サブカル系-ちょっと文化的でお洒落な趣味を持つ友人たちの間で、短歌が流行っている感覚が...
忘れぬひと
<2023年3月19日> 今日は、私を短歌の娘と呼んでくださったかたのお命日です。 年齢は20歳ほど離れていましたが 私と同じ在日韓国人2世で、 短歌を通じて親しくなり 私のことを娘のようだと言ってくださっていました。 突然 病がわかって...