『蘇る短歌』(坂井修一・著)
「かりん」の編集人である坂井修一さんの最新エッセイ集 『蘇る短歌~大好きなうた、ちょっと苦手なうた~』が出版されました。 (本阿弥書店 2021年8月10日 2,000円+税) 短歌のこと、歌人についてを語りながら そこから音楽や教育や歴史や世界や...
父よ還れ
2021年9月13日。 今日は朝から小雨が降っています。 9月9日は長寿を願う重陽の節句ですが その日は父の命日でもあります。 父が亡くなった日は夕方から雨になり 夜の間ずっと激しく降って雷も鳴りやまず それが翌朝まで続きました。 私は斎場の控室では仮眠をとれそうになく...
第41回かりん賞・第23回かりん力作賞
3日前のブログに 今月の「かりん」(2021年9月号)で 今年のかりん賞とかりん力作賞が発表されたと書きましたが 受賞作についてはタイトルと作者名のみを書いたので 今日は受賞作の中からご紹介したいと思います。 ✤第41回かりん賞...
「かりん」9月号-かりん賞・かりん力作賞発表
今月(2021年9月)の「かりん」は5日に届きました。 巻頭の馬場あき子先生ご執筆の「さくやこの花」は第128回。 今回は次の1首について書かれています。 今帰仁(なきじん)のノロの勾玉かぐろ玉ある日わが眼に入りて世を見る 『世紀』 2001年12月刊...
第42回いいづか短歌サロンのお知らせ
今日(2021年9月5日)はひさしぶりに日中もクーラーなしで過ごしています。 日暮れには虫の声がするし、風も涼しさを含むようになった。 残暑はまだ終わらないだろうけれど 新秋を実感します。 さて、今月のいいづか短歌サロン(コロナ禍のため紙上開催中)のテーマは...
第41回いいづか短歌サロン-スポーツのうた
いいづか短歌サロンはコロナ禍のため現在は紙上開催に切り替えて続けています。 今回は2021年8月31日付の発行ですが24日には投函したので 昨日までにはご参加のみなさまのお手元に届いたことと存じます。 今回の秀歌鑑賞のテーマは「スポーツのうた」。...
魔法
『魔女の宅急便』の作者、角野栄子さんは6巻にわたる物語が完結したとき、 こう書いたそうです。 「誰でも魔法をひとつは持っているんです。 空を飛んだり、姿を消したりすることはできなくても、 自分が好きなことで生きられれば、それは魔法になる。」 この一文を踏まえて...
月刊「俳句界」9月号に寄稿
月刊「俳句界」2021年9月号(8月25日発売・文學の森)に寄稿しました。 「『歌枕』再発見!~歌を味わう』という特集に小文と自作1首が掲載されています。 この特集には国文学者と歌人のかたがたが執筆なさっています。 原稿依頼を承諾した時点では自分以外の執筆者は存じ上げないわ...
第42回「かりん」全国大会オンライン講演会
昨年の「かりん」の全国大会はコロナ禍のため中止となりました。 今年はオンラインでの講演会と誌上歌会というかたちです。 誌上歌会は7月号に無記名の詠草一覧が掲載されました。 今年は選者と編集委員のかたがたによる投票がおこなわれ...
母の命日
明日は母の命日です。 2年前(2019年)に亡くなりました。 2021年の2月頃から本格化したコロナ禍。 その前年だったので 最期の日々は毎日のように母のもとへ通って 手を握り、 足をさすり、 話しかけ、 枕元で小声で「アリラン」を歌い...。...
