コロナに克った117歳
フランスでのお話です。 AFP通信によると、修道女のリュシル・ランドンさんは2月11日に117歳の誕生日を迎えました。 フランス最高齢だということです。 これだけでもとてもすごいことですが さらに驚きの事実があります。 リュシルさんは介護施設に入所していて...
形見のチマ・チョゴリ
きのう、シックな色合いのチマ・チョゴリが届きました。 10年ほど前に亡くなったかたのものです。 私には短歌を通じて知り合った、 ふた回りほど年上の女性がいました。 年代は違いますが、二人とも在日2世で 短歌を読むという共通点がありました。 住まいは遠く離れていましたので...
内田いく子歌集『とっぴんぱらりのぷう』
「かりん」の内田いく子さんの5番目の歌集が出版されました。 (角川書店 2021年1月25日 2,600円+税) 歌集中に次の一首があります。 骨も血も遺さず〈とっぴんぱらりのぷう〉忘れ草咲く野末にかがむ 「とっぴんぱらりのぷう」とは作者のふるさと秋田に伝わる昔話の結びのこ...
ZOOMのテストのテスト
私が関わっている短歌の集まりでZOOMの活用が検討されていて 近くテストをおこなうことになっています。 それで、私の、ZOOMのために新しく買ったけれども 感染者急拡大の影響でいまだに初期設定ができていないノートパソコンを...
「かりん」3月号-どんぐり銀行
今月の「かりん」は6日に届きました。 今回は評論が3本も載っています。 筆者は川口慈子さんと古田香さんと川島結佳子さん。 歌集評は、 このブログでもご紹介した高尾文子さんの『あめつちの哀歌』を 米川千嘉子さんが「歌集の赤に籠められたもの」という題で評しておられます。...
桜のはなびら-3月の箸置き
短歌についての文章と月詠の締切が同時に迫ってきています。 それは明日。 文章の原稿は明日までに印刷所に送信し、 月詠は遅くても明日夕方までに投函しないと間に合いません。 どちらも取りかかってはいますが 決定稿にいたらない。 加えて、このところ身のまわりが落ち着かない。...
第36回〈紙上〉いいづか短歌サロンのご案内
コロナ禍により紙上開催を続けているいいづか短歌サロン。 今月のテーマは「窓のうた」です。 室内の私たちと外界をつなげてくれる窓。 外出を自粛するようになってから1年が過ぎましたが おうちにいる時、窓のほうへ目をやることが多くなったような気がします。...
緊急事態宣言解除-桂川の短歌会
福岡県に出されていた緊急事態宣言は、3日前の2月28日に解除されました。 今月の桂川町(けいせんまち)の短歌会の詠草は 緊急事態宣言下の先月中旬に私の元に届きました。 それぞれ自由なテーマで詠まれていますが、 新型コロナウイルスに関するものが2首、...
NHK全国短歌大会の思い出
2月21日(日)に今年度のNHK全国短歌大会が放映されましたね。 例年ですと1月に、東京・渋谷のNHKホールに選者と受賞者のかたがたが登壇し、 受賞作品の朗読と選評がおこなわれて 客席では受賞者のご家族や短歌に関心のあるかたがご覧になって 後日そのもようが放送されます。...
第35回〈紙上〉いいづか短歌サロン
今回のいいづか短歌サロンは2月28日付の発行ですが 22日に投函したので 本日(27日)までにはご参加のみなさまのお手元に届いたことと思います。 今回の秀歌鑑賞は季節やトピックに合わせたテーマではなく 桑原正紀歌集『花西行(はなさいぎょう)』(2016年)を取り上げました。...