今年の「いいづか雛のまつり」は
毎年、2月の初めから3月下旬あたりまで 市内各所でおこなわれている「いいづか雛(ひいな)のまつり」。 見どころはそれぞれありますが 代表的なのは 旧伊藤伝右衛門邸の座敷雛。 20畳ほどの広さに 毎年テーマを決めてお人形たちが配置され、圧巻です。...
歌人の自己愛-角川「短歌」1月号
✤ 角川「短歌」2021年1月号では 新春特別座談会として 馬場あき子、伊藤一彦、小島ゆかり、藤原龍一郎の各氏が 「見つめ直す自己愛-自分を育て世界と交わる」というテーマで話し合われています。 掲載ページ数が26ページに及ぶ座談会を もしもひとことで表すとするなら...
「國民文學」2月号の「歌壇管見」
私の所属している短歌結社は歌林の会で、 その歌誌が「かりん」なのですが おととい、歌誌「國民文學」2月号が届きました。 「短歌管見」というページに(管見は狭い見識。自分の見識・見解を謙遜する語) 「総合誌11月号より」と題された文章が掲載されています。...
次回の〈紙上〉いいづか短歌サロンでは
数年前、福岡市・薬院のブックカフェで「詩と短歌の会」という集まりが開かれていました。 主に福岡県在住の詩人と歌人のみなさんで 現代詩や現代短歌を読む会でした。 どちらかというと 現代詩よりも短歌をテーマとした回が多かったように思います。 歌会をおこなったり、...
「読ん」で「詠む」
きのう(2021.1.30付)の朝日新聞の読書面(カジュアル読書欄)に <「読ん」で「詠む」 知ると結構 楽しいよ> という見出しの記事が載っていました。 <会話の機会が減りがちな日々。 心にくすぶる感情や感動を、短歌や俳句に託したいと考える人も増えたのでは?...
突然の悲しみ
新しい年が明けてひと月がたとうとしています。 この睦月は、私にとって悲しみの一か月でした。 私の主宰するいいづか短歌サロンに当初からご参加くださっていたかたが 4日に急逝なさったのです。 急な病であったそうです。 まだ60代でした。 コロナ禍のこととて...
第34回〈紙上〉いいづか短歌サロン
今月のいいづか短歌サロン(第34回)の発行日は1月31日ですが 24日(日)に投函したので 本日(29日)の時点でご参加のみなさまのお手元には届いていることと存じます。 今回のテーマは「郷土のうた」。 秀歌鑑賞で取り上げたのは...
中西進先生、令和ゆかりの太宰府市へ
日本国内で初めて新型コロナウイルスの感染が確認されてから 1年がたちましたね。 その後、怒涛のように 自分の仕事を含めた多くのイベントが中止になりましたが 私にとって、その初めは 昨年の2月22日(土)、 太宰府市での中西進先生の講演会でした。...
『牧水の恋』(俵万智・著)
驚異の大ベストセラー『サラダ記念日』の歌人、俵万智さんが 若山牧水の若き日の恋に 資料はもとより牧水の短歌を読み込んで迫る評伝。 ( 文藝春秋 2018年8月30日発行 1,700円+税 ) 牧水と言えば宮崎県出身。 俵万智さんは歌集『プーさんの鼻』で若山牧水賞を受けており...
ZOOMが遠い・・・
コロナ禍によりさまざまなイベントが中止になりました。 それは短歌の世界でも同じです。 そうした中、 「かりん」では昨年4月からZOOMを用いたオンライン歌会がおこなわれ 「かりんZONTAG」(福岡支部)でも昨年11月から ZOOMによる支部歌会がスタートしました。...