「好きになったら」-「俳句界」連載・第10回
月刊「俳句界」に連載しているエッセイ「たまくしげ」。 本日発売の10月号では 「好きになったら」と題して 方言を取り入れたうたを三首取り上げて鑑賞しています。 「好きになったら」という題は 三首のうちの次の一首からです。...
落ちこんだ時は
今年6月に、嘉麻サルビア大学(嘉麻市中央公民館講座)で 短歌のお話をいたしました。 お聴き下さった60名ほどのかたの中には 日頃短歌に親しんでおられるかたは さほどいらっしゃらないようすでしたが お話を終えた後、 何人ものかたが 短歌に関心が出てきた、...
眼鏡のうた
おとといは、嘉麻のおくら短歌同好会・短歌講座の日でした。 今回のテーマは「眼鏡のうた」。 取りあげた秀歌は ほとんどが一般的な用途の眼鏡を詠んだもので 水中眼鏡のうたが一首だけありました。 一方、メンバーのみなさんの詠草は 普通の眼鏡とサングラスが半々。 興味深かったのは、...
「最近、心に残った歌」 執筆編
きのう、 「短歌研究」の「最近、心に残った歌」というミニコラムに 「ひのくに」の江副壬曳子さんが 私の曼殊沙華のうたを取り上げてくださったことを書きましたが それは2005年に初めての歌集『サラン』を上梓した後でしたから 2000年代後半のことでした。...
「最近、心に残った歌」
きのう、このシーズン初めて彼岸花を見ました。 刈り入れ間近の田んぼの畦道のところどころに咲いていました。 曼珠沙華(まんじゅしゃか)われを笑いて赤く立つ咲くも燃ゆるもおのれの器量 キム・英子・ヨンジャ これは2005年に上梓した初めての歌集『サラン』に収めたうたです。...
塩野頼秀歌集『をみなへしをとこへし』
「かりん」の塩野頼秀さんの『をみなへしをとこへし』が上梓されました。 (角川書店 2018年8月25日発行 2,600円+税) 第一歌集です。 塩野さん、おめでとう存じます。 塩野さんは2012年にかりん力作賞を受賞なさったかたです。...
「花の輿に乗って」
民団新聞(9/12付)のリレーエッセイを執筆しました。 「時のかがみ」と題された連載は今年5月に始まり、 5人がリレー形式で執筆しています。 私が担当する回は、今回で二度目。 最初は7/12付の「トラジ(桔梗)茶」でした。 今回のタイトルは「花の輿に乗って」。...
館長講座「立岩以後の遠賀川上流域」
飯塚市歴史資料館で4月から始まった館長講座。 今年度、毎月第4土曜日(13;30~15:30)に 同館の嶋田光一館長がおこなわれると春先に知って さっそくスケジュール表の各月の第4土曜日の欄に書きこんだ私です。 ところが、なかなか都合がつかなくて...
父に捧げた歌集
きのうは父の命日。 祭祀(チェサ)のため実家へ帰りました。 祭祀というのは日本でいうところの法事にあたります。 父は2003年に亡くなりました。 一人で日本に渡って来たのは数え年11歳の頃でした。 私が初めての歌集『サラン』を上梓したのは2005年です。...
歌会-坂井修一さんを囲んで
「かりん」ZONTAG会(福岡支部)の10月の歌会は 「かりん」編集人の坂井修一さんを囲んでおこなわれます。 きのうの支部歌会の折に 支部長の桜川冴子さんより そのことについてのお話がございました。 日程は10月21日(日)14:00~16:00の予定。...