100人のひとり
昨年11月に100人余りの皆さまの前でお話しする機会をもてたことは 「筑豊で初めて講演をしました」という記事に書きました。 その中で、いらしてくださった100人の中のおひとりでもいい、 その胸に今回お話ししたことが残れば嬉しいと記したと思います。...
高野公彦歌集『汽水の光』
少年のわが身熱(しんねつ)をかなしむにあんずの花は夜も咲(ひら)きをり 「コスモス」の中心歌人、高野公彦さんが1976(昭和51)年に出した第一歌集 『汽水の光』。 その冒頭歌です。 角川書店の新鋭歌人叢書の一冊として出版されたものです。...
鹿展(しかてん)と短歌ミュージック
さかえ屋本店ギャラリーで6月4日まで開催された「鹿展」に足を運びました。 そもそものはじまりは嘉麻市在住のクリエイター、熊本伴(くまもと・ともな)さんの 「博多のしか」というキャラクター。 「なつかしか」「ぎょうらしか」「うつくしか」・・・。...
福岡支部 題詠歌会
今月の「かりん」ZONTAG会(福岡支部)の歌会は、 いつもとは違って 題詠で、そして無記名でおこないました。 詠草(各自が提出した短歌)が並べられているのをみても 名前が添えられていないので、どのメンバーの作品かはわかりません。 その状態で、一首ずつみていきます。...
「かりん」6月号-行かざりし道
今月号から、「かりん」ZONTAG会(福岡支部)メンバーの作品を読む楽しみが 増えました。 3月の支部歌会の際に、ある取り決めをしたのです。 「かりん」に送るうた(十首以内を毎月10日必着で郵送します。 十首から選歌されたものだけが翌々月の「かりん」誌に掲載されます)...
毎日新聞の記事
短歌サロンの記事が5月29日の毎日新聞朝刊(筑豊版)に掲載されました。 見出しは 「『飯塚を短歌のまちに』初のサロン」 「地元の歌人・キムさん主宰 『いずれは短歌大会を』」 サロンのようすもカラー写真で添えられています。 ありがとう存じます。...
「かりん」6月号-創刊40周年
「かりん」は来年5月に創刊四十周年を迎えます。 きのう届いた6月号の巻末には3頁にわたって記念行事のお知らせが載っています。 🐤「かりん」四十周年記念号(2018年5月号) 発行 🐤記念大会 2018年5月26日(土)~27日(日) 🐤記念出版...
『チェーホフの背骨』
「かりん」の望月孝一さんが『チェーホフの背骨』をご恵送くださいました。 (コールサック社・2017年6月2日発行) ありがとう存じます。 あとがきによると、望月さんの最初の短歌は30年ほど前の紀行文に 収められています。その後、1995年に「かりん」に入会。...
「かりん」福岡支部歌会の詠草
かりんZONTAG会(福岡支部)の歌会は、いつもは「かりん」誌の最新号に 掲載された作品によっておこなっています。 ですから初めから作者名がわかっていますし、テーマもバラバラです。 何日か前の「How to 歌会」に書いたように、歌会にはいろいろなおこないかたが...
「五月礼賛」
五月を賛美するあでやかな詩を詠んだ与謝野晶子は 1942(昭和17)年、その五月に亡くなりました。 今日5月29日は晶子の命日です。 晶子を偲び、また、まもなく去ろうとするこの美しい月を惜しんで きのうの短歌サロンでも朗読したこの詩を。...