「それだけが、僕の世界」
昨年(2018年)の韓国映画。日本でも昨年12月に公開されました。 かつて東洋チャンピオンだった元プロボクサーの兄、ジョハを イ・ビョンホン、 天才的なピアノの才能を持つサヴァン症候群の弟、ジンテを パク・ジョンミンが演じています。 二人の母親役にはユン・ヨジョン。...
「かりん」5月号②-コマプタ
「かりん」の月詠は十首以内を 前々月の10日までに着くように送ることになっています。 5月号の月詠は3月7日に投函しました。 2月の下旬から母が高熱を出して入院。 原因もわからず、なかなか熱がひかない状態が続き 退院できたのは3週間後でした。...
骨太
若葉の美しい季節になりましたね。 5月は一番好きな月かもしれません。 ところで、私は子どもの頃から 周りのおとなに 骨が太い、骨がしっかりしていると言われることがありました。 ですが、体がじょうぶなわけでも、筋肉質なわけでもなく まして体育は全然得意ではなく、...
「おかえりなさい」-「俳句界」連載・第17回
月刊「俳句界」5月号(文學の森)は明日発売です。 連載中のエッセイ「たまくしげ」の今月号のタイトルは 「おかえりなさい」。 24歳で初めて両親の祖国へ行った時のことと 母となってから子どもを連れて訪韓した折のことを書きました。 それぞれ、拙歌を一首と二首、入れています。...
俳優イ・ジェフンさんとバラードの貴公子
先日、福岡市内でのステージイベントを観に行きました。 韓国の観光文化をテーマにしたもので 本国や日本で活躍する歌手・俳優のみなさんが出演して 民謡「アリラン」を伝統楽器を用いつつ 現代的にアレンジした演奏や トークショー、ミニライブがおこなわれました。...
「金子文子と朴烈(パク・ヨル)」
韓国で大ヒットした映画。 原題は「朴烈」。 日本では本年2月16日に東京、京都などを皮切りに封切られ、 福岡では3月23日より福岡市のKBCシネマで上映されました。 アナキストの朴烈も、金子文子も実在の人物。 大正時代、関東大震災後の東京で検束され、...
きらぎらし
きのうブログに書いた福岡市美術館のリニューアル」記念展でのこと。 「九州をめぐる美術 アジアの仏教美術」の展示室だったと思いますが 説明文に次のような一節がありました。 ”6世紀の半ば頃、百済から献上された金剛仏を目にした欽明天皇が...
「かりん」4月号②-最後のチョゴリ
ずいぶん暖かくなってまいりました。 桜は早くも散りはじめていますが まだまだ美しい。 この週末、お花見のご予定がおありですか? お天気も良さそうですし 「令和」ゆかりの大宰府市は 新元号発表から初めての土日を迎えて いつも以上ににぎわうのではないでしょうか。...
「寿衣(スイ)」-「俳句界」連載第16回
月刊「俳句界」4月号は本日発売です。 (発行:文學の森) 私の連載エッセイ「たまくしげ」の今月号のタイトルは「寿衣(スイ)」。 韓国の女性の伝統衣装、チマ・チョゴリと寿衣について書きました。 寿衣とは、日本で言う死に装束のことです。...
「わが心のオンドル」-「民団新聞」連載
「民団新聞」文化面で連載中のリレーエッセイ「時のかがみ」。 私の5回目のエッセイが3/6付の紙面に載りました。 タイトルは「わが心のオンドル」。 オンドルは、漢字では「温突」と書きます。 韓国古来の床暖房です。 中国の東北地方にもあったと聞きます。 とても長い歴史を持ち、...