「花の輿に乗って」
民団新聞(9/12付)のリレーエッセイを執筆しました。 「時のかがみ」と題された連載は今年5月に始まり、 5人がリレー形式で執筆しています。 私が担当する回は、今回で二度目。 最初は7/12付の「トラジ(桔梗)茶」でした。 今回のタイトルは「花の輿に乗って」。...
父に捧げた歌集
きのうは父の命日。 祭祀(チェサ)のため実家へ帰りました。 祭祀というのは日本でいうところの法事にあたります。 父は2003年に亡くなりました。 一人で日本に渡って来たのは数え年11歳の頃でした。 私が初めての歌集『サラン』を上梓したのは2005年です。...
80年前の結婚写真
おととい実家に帰った際、姉が写真をくれました。 両親の結婚写真です。 母は今93歳。 写真は16歳のときだから、77年前に撮ったもの。 およそ80年前ということになりますね。 かなり傷んでいたのを、写真店で修復していただいたのです。...
秋夕(チュソク)の茶礼
きのう8月15日は実家に帰りました。 韓国では旧暦の8月15日は秋夕(チュソク)といって その日の前後が休日になります。 親族がそろって先祖への茶礼をおこなう日です。 日本のお盆にあたるものですね。 在日コリアンにとってもこの茶礼は重要なものですが...
「俳句界」連載第8回
月刊「俳句界」(文學の森)に連載中のエッセイ「たまくしげ」。 8月号(7月25日発売)掲載の第8回のタイトルは「胎夢」。 テモンと読みます。 あな妖しその名は胎夢(テモン)身ごもれるおみなの家に降りくる夢は キム・英子・ヨンジャ テモンは夢占いとか、夢のお告げのようなもので...
西日本豪雨に韓国より義援金100万ドル
このたびの西日本豪雨の被災地に対して 韓国政府より義援金100万ドルが伝達されました。 きのう外務省で河野外相に義援金を伝えた李洙勲(イ・スフン)駐日大使は 「被災地が早急に復旧することを祈る。 厳しい時だからこそ互いに慰め合い助け合うことは隣国として当然だ。」...
「陶房雑話~ゆかりの地南原より~」
薩摩焼15代沈壽官さんのお話をうかがう機会がありました。 以前、大丸福岡天神店で15代が展覧会を開かれた際に一度ご挨拶をして 蝶の絵柄の菊型皿を数枚購入したことがありますが こうしたセミナーでお話をうかがうのは初めてです。 「陶房雑話~ゆかりの地南原より~」と題して...
新連載🌼リレーエッセイ「時のかがみ」
民団新聞で5月末から始まった連載エッセイ。 タイトルは「時のかがみ」といいます。 (この連載タイトルと各回のタイトルは編集部で決めてあります) こちらはリレーエッセイで、 4~5人が順番に執筆するもの。 連載期間は一年間の予定です。 こちらに私も執筆者として加わっています。...
「日韓の違いを乗り越えて・・・」
7月9日、福岡市のホテルニューオータニ博多において 福岡県日韓親善協会主催の対談が催されました。 登壇なさったのは、九州産業大学教授の高橋誠さんと 通訳として活躍されている辛鍾美(シン・ジョンミ)さん。 おふたかたとも韓国に住んでお仕事をななさった経験をお持ちです。...
金鍾泌・元首相 御逝去
6月23日、韓国の金鍾泌元首相が逝去なさいました。 韓国政府は勲章・無窮花章を追叙したそうです。 韓日国交正常化交渉を日本側の大平正芳氏(後の首相)と進め、 韓日友好議員連盟の初代会長をつとめるなど 日本とのつながりが深かった金鍾泌元首相は 福岡にもゆかりの深いかたでした。...