馬場あき子歌集『あさげゆふげ』
「かりん」主宰の馬場あき子先生の第27歌集です。 (短歌研究社 2018年11月3日 3,000円+税) 以下は、帯文にもなっている「あとがき」の一節です。 「この歌集を編みながら、私がこの歌をかいていた時、 岩田は階下のあの椅子に坐っていたのだなあ、と思うとまことにせつな...
満十年
このブログをお読みくださっているかたの中には 短歌結社に所属していらっしゃるかたもあろうかと存じます。 私が短歌結社「歌林の会」(かりん)に入会したのは2009年1月。 このお正月を迎えて、入会してちょうど十年となりました。 同年同月に入会したのは...
「うた新聞」1月号に
短歌総合紙の月刊「うた新聞」2019年1月号で 桜川冴子さんが拙歌を取り上げてくださっています。 同号の「友の歌」に次の一首について書いてくださいました。 炭住に月が出た出たボタ石の墓標も照らす月が出たヨイ キム・英子・ヨンジャ...
受け付け、始まりました🐣
年が明けて、5日。 お正月気分から日常のリズムに徐々に戻る頃でしょうか。 今日は土曜日なので 昨日が仕事始めだったかたもおうちでゆっくりしていらっしゃるかもしれませんね。 真新しい今年の手帳を開いて、 1年の目標や予定を書きこんでおられるかもしれません。...
「在日二世の原点」-「民団新聞」連載(1/1付)
「民団新聞」文化面の「時のかがみ」。 5人が執筆するリレーエッセイです。 私の4回目は1/1付の新年特集号に掲載されました。 タイトルは「在日二世の原点」。 年末に開催されて私も出展した「文芸とアートの出会い<生きる>」展から 書き出して、...
「かりん」1月号-次のかりん賞
「かりん」2019年1月号は12月31日に届きました。 大晦日の昼下がり、やらなければならないことは山積みだけど 「かりん」誌の封筒を郵便受けに見つけると嬉しくて お掃除の手を休めて読んでしまいました。 毎年1月号の楽しみは、新しい表紙のデザイン。...
お正月🎍プレゼント企画
このブログをご覧のみなさまへ、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 みなさまが佳き一年を過ごされますようお祈りいたします。 今回が2019年初めてのブログです。 そこで、ささやかなお年玉と申しましょうか、 このブログをご覧になっているみなさまへ...
2018年のまとめ-書く
今年もあとわずか。 世の中で言われるところの「平成最後の大晦日」が近づいています。 ここで短歌を通じた私の2018年を振り返ってみるとー ✤月刊「俳句界」(発行:文學の森)でエッセイ「たまくしげ」の連載を開始 (1月) ✤東京の宮崎家(宮崎龍介・柳原白蓮夫妻のご長女、蕗苳さ...
白蓮さんのおうちへ―宮崎家訪問
2018年も残すところ3日となりました。 短歌に関する今年の印象深いできごとで まだこのブログに記していないことがあります。 それは、東京・池袋の宮崎家を訪問したことです。 宮崎龍介・柳原白蓮夫妻が暮らしたお宅。 現在はご長女の宮崎蕗苳さんご一家がお住まいになっています。...
若山牧水賞と宮崎日日新聞
今年で第23回を数える若山牧水賞の受賞者は穂村弘さん。 受賞作は『水中翼船炎上中』(講談社 2018年5月発行)です。 受賞者決定はこの秋のニュースとして知っていましたが、 今日、私のもとに穂村さんの受賞インタビューが掲載された 宮崎日日新聞(12月24日付)が届きました。...