「自分の顔を見なさい」-「俳句界」連載・第15回
月刊「俳句界」(発行・文學の森)3月号は明日2月25日発売です。 連載しているエッセイ「たまくしげ」は 今回、「自分の顔を見なさい」と題して書きました。 このタイトルは、 私が福岡で韓国からの留学生に言われたことばから来ています。 冒頭では、昨年末に福岡市内で開催された...
梅のうた
毎月1回開催される「嘉麻のおくら短歌同好会」短歌講座。 今月のテーマは「梅のうた」としました。 今季は梅の開花が早く、 お正月前に白梅は咲いていました。 毎回のテーマは講座前半の秀歌鑑賞のもので メンバーからの詠草のテーマは自由としているのですが...
「春一番」
きのうは朝から雨が降っていました。 それだけでなく、窓から見てみると 少し離れたところにある高い木々が大きく揺れている。 かなり風が強そうです。 24日に開くいいづか短歌サロンの詠草集を午後に投函するから、 遅くとも夕方までにはやむとよいのだけれど、...
締切まで、あと三週間
昨年12月14日のブログでご案内した「短歌フェスタ福岡 2019」。 私も選者のひとりとして参加します。 5月12日(日)に福岡市博多区の福岡商工会議所4階でおこなわれますが その参加申し込み及び詠草提出の締め切りまで3週間となりました。...
詠草が続々と
来週に「嘉麻のおくら短歌同好会」短歌講座があり、、 そして24日(日)にいいづか短歌サロンを開きます。 今月は二つの開催日が近いので ただいまそれらの詠草が次々に送られてきています。 おくら短歌講座の今月のテーマは「梅のうた」、 いいづか短歌サロンのテーマは「本のうた」。...
小高賢さんを偲ぶ
歌人の小高賢さんとは短歌結社「かりん」でごいっしょしていました。 私が「かりん」に入会したのは ちょうど10年前の2009年1月ですが 小高さんに初めてお会いしたのは 入会の少し前。 前年の秋に福岡市でおこなわれた短歌大会でした。...
残りわずか-黄砂のうた
私が第二歌集『百年の祭祀(チェサ)』を出版したのは2012年夏です。 早いもので6年半が過ぎたわけですが ありがたいことに 現在も購入希望のご連絡をいただきます。 このたびも5冊注文くださったかたがあって たったいま発送してきたところです。 在庫も残りわずかとなりました。...
博多連句会のご案内
ちょうど桜の季節に福岡で開かれている連句会に参加なさいませんか? 俳句結社「古志」主宰の大谷弘至さんは福岡出身でいらっしゃいます。 福岡在住の歌人・桜川冴子さん(福岡女学院大学准教授・「かりん」福岡支部長)と 東京在住の俳人・大谷さんが年に一度福岡で連句会を催されています。...
ブルーポピー
日本画家の堀文子さんが亡くなりました。 享年100歳。 新聞の訃報記事に 「自然、生命を生涯のテーマとしながら新境地を追い求め、 イタリアの古都アレッツオ郊外にアトリエを構えたり、 幻の花ブルーポピーをたずねてヒマラヤの高地に赴いたり。」 という一節があります。...
春の連句会
春におこなわれる連句会へのお誘いをいただきました* 連句とは 何人か(連衆といます)が 集まって(「座」ですね) とりまとめをするかた(宗匠と呼びます)のもとで 五七五の句と 七七の句を 詠み継いでゆくものです。 全体で何句詠むかによって 36句だと歌仙、 44句だと世吉、...