第20回いいづか短歌サロン
20回目のいいづか短歌サロンは昨日おこないました。 今月のテーマは「帽子のうた」。 ふだんはかぶらないかたも 日射しの強い季節には帽子をかぶることが多くなりますよね。 8月の短歌サロンということで 夏につながるテーマとして選んだものです。...
橋のうた-身をなげだして
今月の嘉麻のおくら短歌同好会・短歌講座は22日におこないました。 テーマは「橋のうた」。 同会が全国の小中学生を対象に短歌を募集中の 「嘉麻のおくら短歌コンクール」には第1回から選者として関わっています。 第3回となる今年のテーマは 「川のうた または自由」。...
川島結佳子歌集『感傷ストーブ』
「かりん」の川島結佳子さんの第一歌集が上梓されました。 (短歌研究社 2019年7月25日発行 2,000円(税別)) 歌集の冒頭にタイトルと同名の一連があり、 その一連の最後に置かれているのが次の一首です。 「芸人になりたい」と言ったラジオネーム感傷ストーブは今何してる...
【予告】秋に短歌のイベントをおこないます
2カ月半ほど先のことになりますが 10月に飯塚市で短歌のイベントを開催する予定です。 日ごろ短歌になじみのないかたに向けて 筑豊で単発のイベントをおこなうのは2年ぶりになります。 これまでは「ようこそ 短歌(うた)の世界へ」と題して...
「長崎の鐘」
私は学生時代の二年間を長崎市で過ごしました。 ひょんなことから入部した演劇部は 市内の他の大学・短大の学生と学生劇団をつくっていて その仲間の中に、自分は被爆二世だと語る人もいました。 福岡から進学した学校(長崎県立女子短期大学・英文科)は鳴滝町にあって...
いいづか短歌サロンのご案内
「いいづか短歌サロン」は毎月1回開催しています。 短歌講座、短歌のお勉強、 というよりも もっとリラックスして短歌を味わい、楽しんでいただきたい。 そういう時間の中で短歌について学んでいただく場です。 そのための一つとして、お茶とお菓子をお出ししているのですが...
「かりん」8月号-落胆の件
今日、「かりん」8月号が届きました。 ✤ 今月号に掲載されている評論は鹿取未放さんの 「死にたまふ母から阿古父、そして青虫」。 『赤光』(斎藤茂吉 1913年)、『阿古父』(馬場あき子 1993年)、 『泡宇宙の蛙』(渡辺松男 1999年)、...
全国大会とかりん賞と
今年の「かりん」全国大会は7月27日(土)・28日(日)に 東京・中野サンプラザでおこなわれました。 第1日目には坂井修一さんの講演や 米川千嘉子さんによる馬場あき子先生へのインタビュー、 松村由利子さんはじめ「かりん」会員によるパネルディスカッション。...
第19回いいづか短歌サロン
今月のいいづか短歌サロンは昨日開きました。 こちらは数日前に梅雨が明け、 その翌日には飯塚は最高気温は35.6度(!)まで上がりました。 そんな中、今回は初めて使う会場で開催したんです。 いつものイイヅカコスモスコモンの和室よりも広く、...
「歌わぬ母のアリラン」:民団新聞リレーエッセイ
民団新聞に連載中のリレーエッセイ「時のかがみ」。 最新号(7月24日付)では私が執筆しています。 タイトルは「歌わぬ母の『アリラン』」です。 『アリラン』は、申すまでもなく、韓半島を代表する民謡です。 象徴する、と言ったほうがよいかもしれません。...