土屋千鶴子歌集『一行のスープ』
「かりん」の土屋千鶴子さんの第4歌集が上梓されました。 (本阿弥書店 2020年6月11日発行 2,600円+税) 印象的な歌集名ですね。 集中に同名の一連があり、その中に次の一首があります。 お役に立てて幸せです 一行がスープのやうにしみわたる恋 また、あとがきに...
川島結佳子さん、現代歌人協会賞✨
「かりん」の川島結佳子さんの第一歌集『感傷ストーブ』が 第64回現代歌人協会賞を受賞しました。 佐佐木定綱さんの『月を食う』との同時受賞です。 おめでとうございます✨ 『感傷ストーブ』は昨年の7月25日に短歌研究社より発行されました。...
今月のテーマは「鳥のうた」
今月のいいづか短歌サロンも 新型コロナウイルス感染防止のため 引き続き紙上開催といたします。 テーマは「鳥のうた」。 国内外の旅行や県外への移動がまだ難しい現在、 遠くにいる大切なかたへ思いをはせるかたもあるでしょう。 その思いを胸に...
ほういと飛ぶうた
急に夏になった感じです。 私の住む飯塚市は、おととい、きのうと続けて気温30度越えで蒸し暑かった(><) 今年初めて扇風機を使いはじめました。 今日は30度まではいかなかったようですが やっぱり暑い。 そこで、25回目の「明るい気分になったうた」として...
中止:嘉麻のおくら短歌コンクール
新型コロナウイルスの影響により 今年の嘉麻のおくら短歌コンクールは中止となりました。 主催の嘉麻のおくら短歌同好会から連絡がありました。 山上憶良が8世紀の嘉摩郡(現在の嘉麻市)で 「子らを思ううた」など、のちに嘉摩三部作と呼ばれる作品を撰定したことにちなみ...
第27回<紙上>いいづか短歌サロン
新型コロナウイルス感染リスクを避けるために いいづか短歌サロンは4月から当分の間、紙上開催に切り替えています。 短歌サロンはこの5月で3周年。 記念の企画を考えていました。 それはできなくなりましたけど 紙上開催に切り替えても以前とほぼ変わらないご参加をいただいていることに...
「かりん」6月号-山花集④
「かりん」の今月号は1日に届きました。 通常は1日~10日の間に届く予定ですが 現在はコロナ禍のためそれよりも遅れる可能性があるということです。 けれども、先月も今月もいつもと同じ時期に届いています。 編集委員や校正のかたがた、印刷所のかた、宅配便のかた・・・...
駆けてゆくうた
今日から6月。 窓辺のあじさいも青紫に色づきはじめました。 あじさいは好きな花のひとつです。 初夏になって嬉しいのは、サンダルがはけること。 サンダルが好きなので、うきうきします。 ということで、 24回目の「明るい気分になったうた」は またまた俵万智さんの一首です。...
録音テープ
たぶん、多くのかたが経験してると思うんです。 録音した(された)自分の声を聴いて え?何これ、私こんな声じゃないって納得いかないことが。 本棚を整理したら、 カセットテープが出てきました。 2005年に初めての歌集『サラン』を出版した後...
さーふーふーのうた
2日ぶり、23回目の「明るい気分になったうた」は ほろ酔いのうたです。 さーふーふーはほろ酔ひの意味さーふーふーの君と月夜の道歩き出す 佐藤モニカ さーふーふーは沖縄のことばです。 沖縄出身の伴侶とともに沖縄に移って暮らし始めた作者。...