「紙上・いいづか短歌サロン」始めます
2017月年5月に始めた「いいづか短歌サロン」。 定員10名のところ、 第1回は3名のご参加からのスタートでした。 それからもうじき3年。 おかげさまで ご参加くださるかたは少しずつ増えてまいりました。 1周年や2周年の際はランチ会も開催しました。 昨年から今年にかけては...
一気になごむうた
本日の「明るい気分になったうた」は 「かりん」の故・小高賢さんの一首です。 「富士山だ」乗りあわす子の声きけば一気になごむ「ひかり」の空気 日本のシンボルとも言える富士山の姿は神々しいほどの美しさです。 新幹線の車窓からの眺めでも、ちょっと感動してしまう。...
「かりん」4月号-白梅のひと
今月号の「かりん」は3日に届きました。 以前からこのブログでもお知らせしていますが、 6月開催予定だった「かりん」全国大会中止のお知らせが載っています。 また、5月からの昇欄のお知らせも掲載されています。 歌集評は、斎藤芳生さんの『花の渦』(執筆:梅内美華子さん)と...
夏みかんの中から呼ばれるうた
これまで、出講先や、主宰する短歌サロンで たくさんの歌人の作品をご紹介して、ともに鑑賞してきました。 その中で、作品をご紹介することが最も多いのは 高野公彦さんと小島ゆかりさんです。 これは何か意図しているわけではなく ある時気がついたら・・・ということなのです。...
園田昭夫歌集『少しだけ苦い』
「かりん」の園田昭夫さんが第一歌集を上梓なさいました。 ( 2020年3月1日発行 ながらみ書房 2,500円+税 ) おめでとう存じます。 解説は田村広志さんが書いておられます。 病棟のエレベーターは一階の売店の香りつれて来たりぬ...
ネコが挨拶するうた
本日、私の住む福岡県を含めた7都府県に 特措法に基づく緊急事態宣言が出されました。 「こんな時に」と思われるかたもおられるかもしれないのですが こんな時だからこそ、 からだだけでなく心の健康も守りたいですね。 なので、「明るい気分になったうた」、本日も続けます。...
島で暮らすうた
✤本日は初めに、ご連絡を記します。 明日4月1日から5~6日間、ブログの更新をお休みします。 (プロバイダーの関係でインターネットが使えなくなるためです) 6日か7日には再開できる予定です。 その間、メールも不通となります。 どうかよろしくお願いいたします)...
お金がない時のうた
本日の「気分が明るくなったうた」の作者は 三度目の登場、俵万智さんです。 楽しげに鈴鳴るごとき響きかな「じんがねーらん」は銭がないこと 俵万智 俵さんは現在、宮崎県にお住まいですが その前は沖縄県の石垣島で暮らしておられました。...
まだ早すぎるうた
本日の「気分が明るくなったうた」は 名前に関するうたです。 はつなつの青葉若葉を振り仰ぎ名前で呼ぶにはまだはやすぎる 佐藤りえ ひとへの呼びかけかたには関係性があらわれます。 十数年前、まだ「かりん」に入会する前でしたが ある短歌の大会で...
朝のトントンのうた
本日の「気分が明るくなったうた」は 朝の台所が舞台です。 千六本うまくきざみぬトントンとこんなよき朝われにあつたか 岩田 正 「かりん」の故・岩田正先生の一首。 説明するまでもないと思いますが 「千六本」とは、大根などを細長く刻んだもの。...
