ちくほう園遊会
田川市の「池のおく園(えん)」で開催された「ちくほう園遊会」にでかけました。 快晴に恵まれて、色とりどりの牡丹が咲く園内ではたくさんのかたがたが 茶道裏千家による呈茶やコンサート、美術鑑賞などを楽しみました。 こちらの敷地には中村美術館を中核として、日本庭園・フランス料理店...
1980年代前半、書店での出会い
私が柳原白蓮という名前を知ったのは、飯塚市の老舗、元野木書店で ある本に出会った時だった。 何か良い本はないかと一番左側の出入り口に最も近い書架に並んだ書籍の 背表紙を順に眺めていて、目線より上の棚にあった『恋の華・白蓮事件』に...
『紫の梅』①-柳原白蓮のうた
あるかたのご厚意により、飯塚市ゆかりの歌人、柳原白蓮の歌集『紫の梅』の 初版本を拝読する機会に恵まれました。 大正時代の貴重な初版本で白蓮さんの歌を読めたことはほんとうに幸いでした。 柳原白蓮(地元では白蓮さんと呼ばれます)については ご説明するまでもないでしょう。...
寄贈-夕陽の図書館
飯塚市立図書館に第二歌集『百年の祭祀(チェサ)』を寄贈しました。 以前、飯塚市の図書館は西町にありました。 バスセンターからまっすぐ西町方面へゆるい勾配をしばらくのぼって 左に曲がると、そこにはまた坂が。 その先にある飯塚文化センターの左わきに外階段がついていて...
桜のうた-あんぱんの
きのうは19時から「嘉麻のおくら短歌同好会」短歌講座。 先月見学に来られたかたが今月から詠草を出してくださってます。 こちらの講座を始めたのは、2015年5月。 今回でちょうど2年になります。 この間、少しずつ軌道修正したり新しいアイデアを加えたりしながら 続けてきました。...
「かりん」4月号-地元の書店で
今月号の「かりん」では、「前月号鑑賞(1A欄)」を執筆しています。 これは本欄(馬場欄・岩田欄)、1A欄、1B欄、2欄、3欄の各欄を 4人が交代で執筆しています。 自作は九首送ったうち八首が載って、ちょっと嬉しい気持ち(=^∸^=)...
窓のうた-薔薇窓
3月のおくら短歌講座は見学のかたがおひとり参加なさいました。 今月のテーマで詠草も一首持ってきてくださって、嬉しかったです。 今回のテーマは「窓」。 寺院シャルトルの薔薇窓を見て死にたきはこころ虔しきためにはあらず 葛原妙子...
エッセイ 「炭坑の両班(ヤンバン)」
昨年12月の記事「50回目の心(マウム)」に書いたように 福岡韓国教育院のニュースレター「心(マウム)」にエッセイを連載しています。 きのう、最新号(55号)が教育院のホームページにアップされました。 今回は「炭坑の両班(ヤンバン)」と題して、筑豊の炭坑で使われた...
千鳥屋本家のおひなさまー曲水の宴
2月から開催されている「いいづか雛(ひいな)のまつり」。 大広間に十五畳分の座敷びなが平安時代の物語をなす旧伊藤伝右衛門邸を あとにして、千鳥屋本家を訪ねました。 千鳥饅頭でおなじみの千鳥屋本店の奥の日本家屋。 二階に上がると正面で迎えてくれるのは少し変わった段飾り。...
座敷びなは十五畳分
飯塚では毎年2月から3月にかけて「雛(ひいな)のまつり」が行われていて まちのいろいろなところにお雛さまが飾られます。 今や飯塚随一の観光名所となった旧伊藤伝右衛門邸では ここ数年、大広間に座敷びなが飾られ好評を博しています。...