【予告】こんな時だからこそ
数日前、「いいづか短歌サロン」を通じてご縁をいただいているかたから、 急遽 上映会を開くことにしたとお知らせが届きました。 日韓関係がこのような状態の時だからこそ、 上映したい映画がある、と。 その映画とは 「道~白磁の人~」(2012年 高橋伴明監督)。...
桜川冴子歌集『さくらカフェ本日開店』
「かりん」の桜川冴子さんの『さくらカフェ本日開店』が出版されました。 『キットカットの声援』に続く第五歌集です。 (本阿弥書店 2019年8月9日発行 2,700円+税) タイトルの「さくらカフェ」とは桜の季節だけに現れるそうです。 「あとがき」にはこう書かれています。...
香春町令和万葉の集い(第27回)
筑豊は田川郡香春町で平成3年(1993年)より 「平成万葉の集い」として続いてきた催しです。 今年からは令和万葉の集いとなります。 事前に短歌を募集し、当日に入選者の表彰がおこなわれます。 その応募要項の概要をお知らせいたしますね。...
9月の短歌サロンのご案内
来月のいいづか短歌サロンは9月28日(土)に開催します。 サロンの前半で、 私がご紹介・解説しつつご参加のみなさまと味わう秀歌のテーマですが 次回は「眠りのうた」とします。 お盆を過ぎて朝夕は猛暑から解放されるようになり、 寝苦しさも薄れてきて...
母を看取る
8日前、今月19日の夜に母が息を引き取りました。 韓国に、亡くなったかたに着せる伝統衣装、寿衣(スイ)があります。 準備していた純白の寿衣を とうとう母の身にまとわせる時がやってきてしまいました。 おふたりのかたに手伝っていただいて 私が母に着せました。...
第20回いいづか短歌サロン
20回目のいいづか短歌サロンは昨日おこないました。 今月のテーマは「帽子のうた」。 ふだんはかぶらないかたも 日射しの強い季節には帽子をかぶることが多くなりますよね。 8月の短歌サロンということで 夏につながるテーマとして選んだものです。...
橋のうた-身をなげだして
今月の嘉麻のおくら短歌同好会・短歌講座は22日におこないました。 テーマは「橋のうた」。 同会が全国の小中学生を対象に短歌を募集中の 「嘉麻のおくら短歌コンクール」には第1回から選者として関わっています。 第3回となる今年のテーマは 「川のうた または自由」。...
杉田久女と英彦山と小倉鉄道
花衣ぬぐやまつわる紐いろいろ 足袋つぐやノラともならず教師妻 谺して山ほととぎすほしいまま 仮に杉田久女の名を知らないかたがあったとしても 上記のような代表句を一度は見聞きされていることでしょう。 杉田久女(明治23〈1890〉年生まれ)は鹿児島県出身。...
川島結佳子歌集『感傷ストーブ』
「かりん」の川島結佳子さんの第一歌集が上梓されました。 (短歌研究社 2019年7月25日発行 2,000円(税別)) 歌集の冒頭にタイトルと同名の一連があり、 その一連の最後に置かれているのが次の一首です。 「芸人になりたい」と言ったラジオネーム感傷ストーブは今何してる...
渡辺美佐子さんを見かけた夏
渡辺美佐子さんといえば、長年第一線で活躍なさっている著名な女優ですね。 代表作を一つあげるとすると、 一人芝居の『化粧』でしょうか。 その渡辺美佐子さんを博多駅でお見かけしたことがあります。 私が博多へ通勤していた頃のことです。 夏の暑い盛り。...