「長崎の鐘」
私は学生時代の二年間を長崎市で過ごしました。 ひょんなことから入部した演劇部は 市内の他の大学・短大の学生と学生劇団をつくっていて その仲間の中に、自分は被爆二世だと語る人もいました。 福岡から進学した学校(長崎県立女子短期大学・英文科)は鳴滝町にあって...
「花村えい子と漫画」展*開催中
花村えい子と聞いてすぐにピンとくるのは 少女漫画とともに育ったかたがたでしょう。 のちにレデイースコミックで 文芸・ミステリーを原作とした作品を発表なさったそうですが レディースコミックそのものを読んだことのない私にとっては もっぱら幼い頃に少女漫画誌で目にしたお名前です。...
住みたい街in福岡
福岡市は住みやすい街として名前が上がることが多いところですね。 その理由を見ると、 職場と住まいが近い(長時間満員電車に乗らずに済む)、 街の中心地から短い時間で 糸島のような自然豊かな場所に行ける(都会と自然のバランス)、 食べものがおいしい、 などがあがっていて、...
いいづか短歌サロンのご案内
「いいづか短歌サロン」は毎月1回開催しています。 短歌講座、短歌のお勉強、 というよりも もっとリラックスして短歌を味わい、楽しんでいただきたい。 そういう時間の中で短歌について学んでいただく場です。 そのための一つとして、お茶とお菓子をお出ししているのですが...
「かりん」8月号-落胆の件
今日、「かりん」8月号が届きました。 ✤ 今月号に掲載されている評論は鹿取未放さんの 「死にたまふ母から阿古父、そして青虫」。 『赤光』(斎藤茂吉 1913年)、『阿古父』(馬場あき子 1993年)、 『泡宇宙の蛙』(渡辺松男 1999年)、...
全国大会とかりん賞と
今年の「かりん」全国大会は7月27日(土)・28日(日)に 東京・中野サンプラザでおこなわれました。 第1日目には坂井修一さんの講演や 米川千嘉子さんによる馬場あき子先生へのインタビュー、 松村由利子さんはじめ「かりん」会員によるパネルディスカッション。...
「フラガール」
ひさしぶりに観ました、映画「フラガール」(李相日監督)。 公開時(2006年)、 たぶん福岡では一番早い試写会で観る機会を得ました。 岸部一徳さん、安定した味わい。 主演の蒼井優ちゃん、かわいかった。 松雪泰子さん、かっこよかった。 その中でも、一番印象に残ったのが...
第19回いいづか短歌サロン
今月のいいづか短歌サロンは昨日開きました。 こちらは数日前に梅雨が明け、 その翌日には飯塚は最高気温は35.6度(!)まで上がりました。 そんな中、今回は初めて使う会場で開催したんです。 いつものイイヅカコスモスコモンの和室よりも広く、...
「歌わぬ母のアリラン」:民団新聞リレーエッセイ
民団新聞に連載中のリレーエッセイ「時のかがみ」。 最新号(7月24日付)では私が執筆しています。 タイトルは「歌わぬ母の『アリラン』」です。 『アリラン』は、申すまでもなく、韓半島を代表する民謡です。 象徴する、と言ったほうがよいかもしれません。...
芥川賞と福岡の出版社
このほど「むらさきのスカートの女」で芥川賞を受賞した今村夏子さん。 7月18日付朝日新聞「ひと」欄に登場なさっています。 ・・・・これより引用・・・・ (前略)デビューは鮮烈だった。 小説を書き始めたのは29歳と遅かったが、...