「かりん」7月号-スマートボール
「かりん」7月号が届きました。 巻頭の馬場あき子先生の連載「さくやこの花」は第102回。 『阿古父』に収められた次の一首についての文章です。 あら玉の年のはじめの声(こわ)出しの息松の香を深く吸ひたり (『阿古父』 1993年10月刊行)...
第3回嘉麻のおくら短歌コンクール
いま関連書籍の売れ行きが好調だという万葉集。 その代表的歌人である山上憶良が 後に中西進先生によって「嘉摩三部作」と名づけられた作品を撰定したのが 筑豊の嘉麻市です。 嘉麻市の市民有志が立ち上げた「嘉麻のおくら短歌同好会」が 全国の小・中学生を対象に短歌を募集、表彰している...
第18回いいづか短歌サロン
1951年の観測開始以来もっとも遅い6月26日に梅雨入りした九州北部。 それからは雨模様の蒸し暑い日が続いています。 第18回いいづか短歌サロンを開いた今日もそうでしたが サロンを開催した午前中は曇りのお天気。 蒸し暑さ、うっとうしさを忘れさせてくれたのが...
近藤けい子歌集『再生』
「かりん」の近藤けい子さんの第一歌集が出版されました。 (本阿弥書店 2019年6月15日発行 2,700円+税) 近藤さんはあとがきの冒頭に 「学生時代、土岐善麿先生に、先生ご自身や石川啄木についての お話を伺い、漠然と短歌に憧れを抱くようになっていました。」...
最終回(「俳句界」連載)
月刊「俳句界」(文學の森)で2018年1月号から連載した短歌エッセイ。 本日6月25日発売の7月号において最終回を迎えました。 連載エッセイじたいのタイトルは「たまくしげ」。 そして、最終回のタイトルも「玉櫛笥(たまくしげ)」です。 連載のタイトルの由来について...
『筆で書くハングル ハングル書芸』(李安子著)
先日(5/30)のブログで、 韓国では書道を書芸ということやハングルの書について書きました。 そのハングルの書を含めて福岡で教えていらっしゃる 書家の李安子さんが主宰する李華書芸会の生徒さんがたの展覧会についても 5/30と昨日のブログに書きましたが...
李華書芸会✿扇子展
李華書芸会は書家の李安子さんが主宰する教室です。 漢字・かなだけでなく 水墨画やハングルの書もお書きになっています。 (ちなみに、書芸とは韓国語で書道のことです) こちらのブログでもご案内しましたが 今月18日から同書芸会のみなさんが初めての扇子展を開かれるとうかがって...
今月の講座は『光のアラベスク』
嘉麻のおくら短歌同好会・短歌講座で その前半に私がご紹介してみなで鑑賞する秀歌は 毎回「雪のうた」「桜のうた」というふうにテーマを決めていますが 今月はいつもと違って 先月出版されたばかりの松村由利子さんの歌集『光のアラベスク』から ご紹介しました。...
ある青年の志
おとといのブログで、直方市のかたの朝日歌壇入選歌をご紹介しました。 マイナンバー脇腹に付け赤牛は阿蘇のくぼ地に濡れて草食む <直方市 永井雅子さん 2019.6.19朝日歌壇 馬場あき子先生・選> この一首にふれて、すぐに思い浮かべたのは...
朝日歌壇ニュース2019.6.16
本日の朝日歌壇(朝日新聞)に、直方市のかたが入選なさっていました。 永井雅子さん。 いつも申し上げるように、 お顔も存じ上げないかたでも 筑豊のかたが入選なさると嬉しくなります。 ちなみに、朝日歌壇と並ぶ朝日俳壇にも 同じく直方市の瓜生碩昭さんというかたが入選していらっしゃ...