お金のうた-恥じらうごとき
「嘉麻のおくら短歌同好会」短歌講座の今月のテーマはお金のうたとしました。 買い物のうたはあっても 直接お金のことを詠んだ短歌は多くない気がします。 それだけに印象に残ります。 お金をテーマにしようとした時 まっさきに浮かんだのがこうたです。...
上野朱さんが語る父・上野英信
福岡市文学館で開催中の「上野英信展 闇の声をきざむ」に関連して 福岡アジア美術館内のあじびホールにおいて 「上野朱さんに聞く『筑豊文庫の日々』」という催しが行われました。 上野朱(うえの・あかし)さんは上野英信・晴子夫妻のご子息です。 古書店主であり、...
間千都子歌集『結びなおして』
「ポトナム」の間千都子(あいだ・ちづこ)さんの第一歌集が出版されました。 (春吉書房 2017年8月15日発行 税別2,000円) 歌集のタイトルは次の一首からとられています。 わが内の糸がぷつりと切れた日はやれやれとまた結びなおして...
「筑紫の白蓮」百年後
現在、秋の企画展「愛憎のレジデンス」が開催中の旧伊藤伝右衛門邸。 歌人として白蓮さんをグラビア記事で紹介した大正9年(1920)発行の婦人雑誌も 展示されています。 白蓮さんといえば「筑紫の女王」という呼ばれ方が知られていますが この雑誌の記事の、...
短歌体験イベント、受け付け中🐤
夏と秋に開催されている地域交流型プログラム「嘉飯物語」。 担い手(講師)として参加するのは このシーズンで4回目です。 短歌体験イベントの定員は10名。 最少催行人数は3名としているのですが 先日3人目のお申し込みをいただいて開催が決定いたしました。 ありがとう存じます♪...
サロンと講座のご案内🐤
今月は私の主宰する「いいづか短歌サロン」を開く月です。 (2か月に1回開催しています) テーマは「仕事のうた」。 名歌や近年の歌集の中からご紹介します。 ご参加のかたが事前に提出なさる詠草(自作短歌一首)は 仕事のうた、または自由。 詠草提出なしでも参加できます。...
「愛憎のレジデンス」
飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸は10年前に一般公開が始まりました。 開館10周年記念イベントのひとつとして 旧伊藤邸において秋の企画展 「愛憎のレジデンス~伊藤伝右衛門と白蓮の邸宅~」が開催中です。 先日の三連休初日(11月3日)に足を運ぶと...
第46回宗像大社短歌大会
好天に恵まれた昨日、宗像大社短歌大会が開催されました。 沖ノ島関連遺跡群として世界遺産に登録されて間がなく、 しかも連休の最終日となる日曜日とあって、 宗像大社にはたくさんの人が訪れていました。 境内では菊花展が催されていて...
「かりん」11月号-「わたしの代表歌」
きのう「かりん」誌が届きました。 146頁の「前月号の十首(岩田〈先生〉欄)」(選・坂井修一さん)に 次の一首が選ばれていました。 ありがとう存じます。 ラジオ体操聞こえぬ白い広場には迷子の秋がうずくまってる キム・英子・ヨンジャ 「かりん」 2017年10月号...
博多どんたくの朝鮮通信使行列
通信使行列の旗手つとめたる吾子なり博多のどんたくまつり キム・英子・ヨンジャ 『サラン』 福岡市で5月に行われる博多どんたく。 毎年たくさんの人出でにぎわいます。 そのパレードに一度だけ参加したことがあります。 1999年、対馬のかたがたが...