春の連句が掲載されました
毎年桜の季節に 俳人の大谷弘至さんと歌人の桜川冴子さんが主宰なさる「博多連句会」。 今年は私も参加申し上げたのですが (3月にこのブログでもそのもようを書きました) その折に巻いた(連衆が詠んだ)半歌仙が 俳誌「古志」(大谷弘至主宰)2019年7月号に掲載されました。...
いつもと違うお部屋で短歌サロン
今月のいいづか短歌サロンは7月27日(土)におこないます。 いつもはイイヅカコスモスコモン2階の和室(茶室)で開いていますが 今回は大規模イベントの関係で同会場が使えないため 初めて市内の交流センターを利用することにしました。...
天平の七夕の宴
今日は七夕ですね。 新元号「令和」で話題となった万葉集の「梅花の歌三十二首」は 大宰帥である大伴旅人邸で催された梅花の宴で詠まれたことは ご存じのとおりです。 梅は当時舶来植物としてめずらしがられ、人気がありました。 梅花の宴が開かれた背景には 都での政変などがあるのですが...
万葉集は歌集じゃない
今日は私にとって、うたの一日でした。 (短歌を愛する人の多くにとってはサラダ記念日だったかもしれません) 午前中は太宰府市で万葉集について学び、 午後は福岡市・天神で「かりん」福岡支部の歌会に参加しました。 万葉集のほうは、受講3年目。...
下村道子歌集『海山に聴く』
「かりん」の下村道子さんの『海山に聴く』が出版されました。 (ながらみ書房 2019年6月27日 2,500円+税) 2012年から2018年までの四〇六首が収録された第五歌集です。 下村さんは50年の長きにわたって短歌を続けていらっしゃいます。...
「かりん」7月号-スマートボール
「かりん」7月号が届きました。 巻頭の馬場あき子先生の連載「さくやこの花」は第102回。 『阿古父』に収められた次の一首についての文章です。 あら玉の年のはじめの声(こわ)出しの息松の香を深く吸ひたり (『阿古父』 1993年10月刊行)...
第3回嘉麻のおくら短歌コンクール
いま関連書籍の売れ行きが好調だという万葉集。 その代表的歌人である山上憶良が 後に中西進先生によって「嘉摩三部作」と名づけられた作品を撰定したのが 筑豊の嘉麻市です。 嘉麻市の市民有志が立ち上げた「嘉麻のおくら短歌同好会」が 全国の小・中学生を対象に短歌を募集、表彰している...
第18回いいづか短歌サロン
1951年の観測開始以来もっとも遅い6月26日に梅雨入りした九州北部。 それからは雨模様の蒸し暑い日が続いています。 第18回いいづか短歌サロンを開いた今日もそうでしたが サロンを開催した午前中は曇りのお天気。 蒸し暑さ、うっとうしさを忘れさせてくれたのが...
近藤けい子歌集『再生』
「かりん」の近藤けい子さんの第一歌集が出版されました。 (本阿弥書店 2019年6月15日発行 2,700円+税) 近藤さんはあとがきの冒頭に 「学生時代、土岐善麿先生に、先生ご自身や石川啄木についての お話を伺い、漠然と短歌に憧れを抱くようになっていました。」...
最終回(「俳句界」連載)
月刊「俳句界」(文學の森)で2018年1月号から連載した短歌エッセイ。 本日6月25日発売の7月号において最終回を迎えました。 連載エッセイじたいのタイトルは「たまくしげ」。 そして、最終回のタイトルも「玉櫛笥(たまくしげ)」です。 連載のタイトルの由来について...
