「金子文子と朴烈(パク・ヨル)」
韓国で大ヒットした映画。 原題は「朴烈」。 日本では本年2月16日に東京、京都などを皮切りに封切られ、 福岡では3月23日より福岡市のKBCシネマで上映されました。 アナキストの朴烈も、金子文子も実在の人物。 大正時代、関東大震災後の東京で検束され、...
短歌フェスタまであと一か月
「短歌フェスタ福岡2019」の開催まで、あとちょうどひと月となりました。 昨年の「第1回福岡短歌フェスタ」は実行委員のひとりとして 受付や歌会の司会などを担当しました。 2回目の今年は選者ということで立場は少し異なります。 私だけでなく このイベントは...
前略ショーケン様
前略ショーケン様。 あなたが亡くなった、と新聞に書いてあるのを読みました。 昨年の、西城秀樹さんの他界と同じように あなたがこの世にもういないということを ぼんやりとしか理解できません。 私が小学校一年生の頃、 グループサウンズが花盛りでした。...
きらぎらし
きのうブログに書いた福岡市美術館のリニューアル」記念展でのこと。 「九州をめぐる美術 アジアの仏教美術」の展示室だったと思いますが 説明文に次のような一節がありました。 ”6世紀の半ば頃、百済から献上された金剛仏を目にした欽明天皇が...
リニューアルオープン記念展
福岡市美術館のリニューアルオープン記念展にでかけました。 東洋の古美術から現代アートまで 室外も含めて美術館全体を使って 収蔵品の中から大展示。 順路をたどると まず最初の部屋には シャガールやダリ、藤田嗣治(レオナール・フジタ)らの 大きなサイズの油絵が並びます。...
目についた時に捨てる
物が多くなりすぎて、収納場所に入りきらずにあふれている。 そんな状態をなんとかしたい。 でも、まとまった時間はなかなかとれないし、 とれたとしても、一度に作業すると体への負担も心配。 ということで、 コツコツとやっていくことにして 自分にできる方法を考えたところ...
現代短歌新聞4月号・〈福岡県の歌人特集〉
「現代短歌新聞」4月号が発売中です。 巻頭インタビューは穂村弘さん。 『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞なさったばかりとあって 牧水や、牧水と親交のあった石川啄木のうたについても語られています。 全16面に 「視点」(桑原正紀さん)、 「うたのヒント」(前田康子さん)、...
梅花の宴の背景
万葉集の講座を受講して、3年目になります。 先生は大学教授で万葉集の専門家。 特に山上憶良については大著を世に出しておられます。 ちなみに、先生の先生は、今たいへん注目を集めている中西進先生です。 私が山上憶良のことを勉強したい、と思ったのは...
「かりん」4月号②-最後のチョゴリ
ずいぶん暖かくなってまいりました。 桜は早くも散りはじめていますが まだまだ美しい。 この週末、お花見のご予定がおありですか? お天気も良さそうですし 「令和」ゆかりの大宰府市は 新元号発表から初めての土日を迎えて いつも以上ににぎわうのではないでしょうか。...
「かりん」4月号①-前月号作品鑑賞
本日、「かりん」4月号が届きました。 ✤ 巻頭の馬場あき子先生の「さくやこの花」は第99回。 薄情をゼッケンとせし交りもふと絶えてながき夕陽うつろふ 『阿古父』 (1993年10月刊) この歌の背景として書いておられる河野愛子さんのことばが印象的です。 河野さんは...